最近よく耳にする「趣味人倶楽部」って、本当のところどうなんでしょうか?友達から「面白いよ」と勧められたり、ネットで広告を見かけたりして気になっているけれど、いざ始めるとなると「本当に安全なの?」「変な人はいない?」と心配になりますよね?
40万人もの会員がいるというこのサービス、実際に使っている人たちの生の声を集めて、良いところも悪いところも包み隠さずお伝えします。50代の私たちが安心して楽しめるのか、一緒に見ていきましょう。
趣味人倶楽部の特徴と内容・使い方について

名称 | 趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ) |
会員数 | 40万人(50〜70代中心) |
料金 | 基本無料(一部機能は有料) |
運営会社 | 株式会社オースタンス |
特徴 | 2,000以上のコミュニティ、年間10万人オフ会参加 |
安全対策 | 個人情報管理の厳格化 |
公式サイト | https://smcb.jp/ |
趣味人倶楽部って名前は聞いたことがあるけれど、実際にどんなサービスなのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか?
「SNS」と聞くと若い人たちが使うものというイメージがありますが、趣味人倶楽部は私たち50代以上の大人世代に特化したコミュニティサイトなんです。
2007年にスタートして、今では会員数40万人を超える国内最大級のシニア向け交流サービスに成長しました。でも、一体どんな人たちが、どんな目的で利用しているのでしょうか?
趣味人倶楽部はDeNAから独立したオースタンスが運営

趣味人倶楽部は、もともとゲームで有名なDeNA(ディー・エヌ・エー)が運営していましたが、現在は株式会社オースタンスという会社が引き継いでいます。
中高年が集まる場がないってことで無料の趣味情報交換サイトとして誕生。
なぜわざわざ独立したのかというと、シニア向けサービスに特化して、より私たちのニーズに合ったサービスを提供するためなんですね・・・。
サービス開始当初はクラブツーリズムとの共同事業として旅行がメインでしたが、今では趣味全般を幅広くカバーしています。運営会社がしっかりしているからこそ、15年以上続く安定したサービスとして信頼できるんですね。
趣味人倶楽部がなぜ50〜70代に支持されるのか?入るメリットは?

- 日記・フォト投稿で日常をシェア
- 35,000以上のコミュニティから趣味仲間を発見
- 月間1,600回開催されるリアルイベント参加
- ミニメール機能で安全な個人やりとり
一般的なSNSとは違って、趣味人倶楽部が50〜70代に愛され続ける理由があります。まず、同世代の人たちばかりなので、話が合いやすいんです。若い人たちに混じって「浮いてしまうかも」という心配がありません。
また、リアルタイムでの投稿よりも、じっくり考えて書いた日記や、厳選した写真をアップする文化が根付いているので、私たちの投稿スタイルにぴったり合っています。匿名制なので本名を明かす必要がなく、「趣味友達」として気軽に交流できるのも魅力です。

こちらは登録後のログイン画面です。マッチングアプリに比べるとかなりシンプルな作りです。
何より、オンラインだけで終わらず、実際にオフ会やイベントで会えるというのが大きな特徴です。
年間10万人もの方が実際に会って交流しているという実績が、このサービスの健全性と魅力を物語っています。デジタルとリアルの良いところを組み合わせた、まさに大人世代のためのSNSと言えるでしょう。
これらの機能が組み合わさることで、段階的に親しくなれる仕組みが整っています。
日々の写真日記はでお隣さんの日常が良く見える

趣味人倶楽部はとにかく日々の写真投稿がおおいです。自分の投稿ページのURLをバーコードリーダーや、ミニメールで送れるので見に来てくれる人も多く、写真を通じたやり取りに発展しています。
インスタグラムやTwitter【X】も似たようなものですが、45歳以上が集まっているので、投稿される写真がどれも渋いです。
安全性を重視のためメールアドレス交換ができないという不満の声もある

趣味人倶楽部では、私たちの安全を第一に考えた独自のシステムが採用されています。例えば、電話番号やメールアドレスなどの個人情報は原則として交換できません。
せっかくだから個人で出会ってみたい、「お互いが了承しているのになぜダメなのだ?」という声があります。
ただ。緊急時のみ、コミュニティの管理人が時間限定で公開できる仕組みになっています。「厳しすぎる」という声もありますが、これによって悪用や詐欺のリスクを大幅に減らしているんです。
個人のコミュニケーションはミニーメールのみ
本人確認を行うと、会員同士「ミニメール」の機能が使えます。メル友という感じでここでお話しするのが主流です。後はイベント参加に付けるコメントです。
ナンパや客引きなどが禁止されているので怪しいメッセージや迷惑行為があった場合は、すぐに通報・ブロックできる機能も充実しています。運営側の監視体制もしっかりしていて、不適切な投稿やマナー違反には迅速に対応してくれますよ。
コミュニティーは承認制も多い

コミュニティーに関しては、女性限定、地域限定、目的限定の承認制のもの場所も多く、片っ端から申請して中を荒らすような人が入ってこない設計になっています。
趣味人倶楽部の年齢層や男女比率について
「本当にどんな人が使っているの?」という疑問は、新しいサービスを始める時に誰もが感じることですよね。データを詳しく見てみると、私たちと同じような生活スタイルの方がたくさんいることが分かります。
年齢構成や経済状況、活動レベルなど、具体的な数字から見えてくる利用者像を知ることで、「自分にも合いそう」「こんな人たちなら安心」という判断材料になるはずです。データは運営会社が公開している正式な調査結果なので、信頼性も高いものばかりです。
会員の年齢と性別は男性6割・女性4割で45歳以上が登録可能

趣味人倶楽部の会員構成を見ると、まさに私たちの世代が中心になっています。
50〜70代が全体の約75%を占めていて平均年齢は59.3歳です。
特に多いのが「子育てが落ち着いてきた50代後半の女性」と「リタイア前後の60代前半の男性」なんですね。男女比は男性が約6割、女性が約4割となっています。

男性の方が多い理由は、定年退職のタイミングで新しい趣味や仲間を探したいという方が多いからだと言われています。女性は若干年齢層が低めで、50代から参加される方が多いようです。
この年齢構成だと、お互いの立場や生活環境を理解しやすいですし、同世代ならではの共通の話題も豊富にありますよね?
20代や30代の方もいらっしゃいますが、全体から見ると少数派なので、「年上ばかりで話しづらい」ということもありません。
みんなが同じような人生経験を積んできているからこそ、自然体で交流できる環境が整っているんです。
シニアの余裕があるお金持ちが割と多い

趣味人倶楽部の会員の経済状況を見ると、私たちと同じような「時間とお金にある程度余裕がある」方が多いことが分かります。金融資産1,000万円以上を保有している方が約40%もいらっしゃるんです。また、8割以上の方が金融資産や不動産を保有していて、持ち家率も9割以上という結果が出ています。
会員の約半数がすでにリタイアされていますが、残りの方も健康や楽しみを目的としてパートや会社員として働かれています。
これらの数字から、経済的に安定した大人世代が中心となっていることが分かります。
今お金を持っているのは若者ではなくて定年したシニア世代なんです。
余裕があるからこそ楽しめる交流スタイル
経済的に余裕がある会員が多いということは、お金目当ての怪しい勧誘や詐欺に引っかかりにくいということでもあります。
また、趣味にかけられる予算も十分にあるので、質の高いイベントや旅行企画が数多く開催されています。
例えば、美術館巡りや温泉旅行、グルメツアーなど、ちょっと贅沢な企画も人気です。
参加費用も適正価格で設定されることが多く、「安かろう悪かろう」の心配がありません。何より、お金に余裕があると心にも余裕が生まれるので、ギスギスした関係になりにくく、温かい交流が育まれやすいんです。
趣味人倶楽部を使った人の感想・体験談
実際に趣味人倶楽部を利用している方たちは、どんなところに満足しているのでしょうか。ネット上の口コミや体験談を集めてみると、「同じ趣味の友達ができた」「行動範囲が広がった」「年齢を気にせず自然に交流できる」といった声が多く見つかります。
恋愛目的でなければおすすめできる【33歳/男性】

自分は33歳の男性で、富山県に住んでいます。仕事については、Webページの作成や更新業務が主な業務で、時間の空いた時には副業も行っています。
趣味は音楽鑑賞やランニングで、最近はソフトウェアづくりなどのIT企業に転職したいという気持ちがあり、プログラミングの勉強もしています。
自分が利用したことのあるコミュニティサイトは「趣味人倶楽部」です。このサイトは釣りや登山、カメラなどの似たような趣味を持つ人たちが集まるコミュニティサイトです。
恋人探しのためというよりは、趣味の仲間を見つける場所ですが、自然な形で出会いが生まれることもあります。メリットは、共通の趣味があるため話が盛り上がりやすく、実際に会えるイベントも多いことです。
ただ、恋愛目的の人は少なく、恋愛に発展するまで時間がかかることや、イベント参加に費用がかかる場合もあるところがデメリットだと思います。
自分が使ってみて、趣味を通じて気軽に交流でき、地方に住んでいても地元の人とつながりやすいと感じました。恋愛アプリに抵抗がある方にもおすすめできるサイトです。
趣味人倶楽部のバイクコミュでは男女の出会いがあった【54歳男性】

54歳の男性です。福岡県在住で、長年製造業の現場で働いています。
趣味は若い頃から続けているバイクでのツーリングと最近始めた簡単なDIYです。週末に自分の時間が持てるようになったため、同じ趣味を持つ仲間と交流したいと思うようになりました。
私が利用しているのは「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」というサイトです。このサイトは30代以上の大人世代、特に40代〜60代が中心の趣味のSNSで、まさに私のような年代の人間にはうってつけの場所です。
日記や写真の投稿機能、そして無数のコミュニティがあり、自分の趣味に合った仲間を探せます。恋愛を前面に出していないため、純粋に趣味の交流を求めている人が多いのが特徴です。
メリットは、とにかく同世代が多いので話が合いやすいこと。若い人たち中心のSNSだと少し気後れしてしまいますが、ここでは気兼ねなく交流できます。また、イベントの募集も活発で、オンラインだけでなくリアルな交流に繋がりやすい点も魅力です。
デメリットは、サイトのデザインが少し古風で、最新のアプリに慣れていると少し使いにくく感じるかもしれません。コミュニティによっては活動が停滞しているものもあるので、活発なコミュニティを見つける必要があります。
趣味人倶楽部の外で出会うまでの流れ

趣味人倶楽部に登録し、まず「バイク」「ツーリング」といったキーワードでコミュニティを探しました。
いくつか参加してみた中で、50代からのリターンライダーというコミュニティが活発で、メンバーの皆さんの日記を楽しく拝見していました。ある日、思い切って自分のバイクの写真を日記に投稿したところ、何人かの方から「良いバイクですね」「私も昔乗っていました」とコメントをもらい、交流が始まりました。
そのコミュニティで近場の温泉への日帰りツーリングというイベントが企画されたので、勇気を出して参加申し込みをしました。当日、集合場所には私を含め6名が集まり、うち2名が女性でした。
皆、同年代ということもあり、すぐに打ち解けることができました。
その中の一人の女性が、偶然にも私と同じメーカーのバイクに乗っていて、カスタムの話などで大いに盛り上がりました。
ツーリング後もコミュニティ内で連絡を取り合い、今ではその時のメンバーで月に一度はツーリングに出かけています。
恋愛関係というわけではありませんが、気兼ねなく趣味の話ができる異性の友人ができたことで、週末の楽しみが何倍にもなりました。
趣味から始まる出会いはとても自然で長続きする関係に繋がりやすいと実感しています。婚活や恋活より、長く付き合える趣味友をのんびり探す場です。
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