シニア世代の悩みの一つが新しい友達がなかなか作れず話し相手がいないということです。別に普段特に困るわけではないのですが、病気をした時、ちょっとした空き時間にふと孤独を感じてしまうことってありませんか?
特に世間がにぎわう長期休みの時はどこにも自分の居場所がなく、出不精になるケースもよくあります。そこで、実際に現役の50代以上・60代・70代の方で友達がいない時の対処法をアンケートしてみました!
60代・70代のシニアは友達が一人もいない割合が非常に高い
これは先進国共通なのかもしれませんが、60代以上になると話し相手がほとんどいない人が10%近くもいて、誰とも話さないまま1週間を過ごしているケースが多いんですね。
そこまで何かしたいわけではないと思いますが、TVを見て家に籠ってしまうと刺激も少なく精神的な衰えを感じたりしてちょっと寂しくなってしまいます。
60代・70代の一人暮らしで友達がいないと孤独に悩まされる人が多い
男性の2割弱、女性は3割ちょと一人暮らしをしています。別に珍しいことではないのですが、やっぱり60代で一人で友達が全くいないとなると健康を崩した時が辛いです。
田舎になると家の距離も離れてしまい「話し相手が見つからない」「移動手段が限られる」ということもあり田舎ほど孤独を感じるという現象があるようです。
日本には老人が遊べる場所ってまだまだ少ないですね・・・。
やっぱりいつまでも精神的には若くて健康でいるためには定期的に他人と関わる必要があると思います。以下は実際にシニア世代にアンケートを取ったなかでおすすめの方法です!
60代・70代で友達や話し相手がいない人が一人でも楽しめる方法
では実際に60代・70代で友達や話し相手がいなくても一人で楽しめる孤独解消法について紹介していこうと思います。
1,アンケートに答えて暇つぶし!お金にもなるし孤独も消える
50代後半の女性で、かつ障碍者、20年ほど勤めた会社を早期定年退職し、時折アルバイトや奉仕活動をしています。趣味は毛糸やレースの編み物、韓国ドラマを見ること、そして旅行の計画を詳細に立ててみることが好きです。
一般社会の会社で長年勤めて早期定年退職しましたが、親しい人もいなく、さりとて障碍者グループに交じってもすぐ親しくなれるわけでもないので、孤独感は大変なものです。
「趣味があるので大丈夫」と思っていましたが、趣味のために買い出しに出なくてはならない場合、それもだんだん面倒くさくなって、やらなくなってしまいました。
ある時インターネットをぶらりぶらり見ていたら、「アンケートに答えるだけでポイントがもらえる」というのがあって、これが意外とはまってしまいました。
アンケートに答えるには、よく読み、よく考えて、回答しなければなりません。またアンケートを通じて、今何が流行っているのかなどが分かり、テレビを見てもアンケートに出ていた質問はこういうことだったのか等連結出来ます。
なかなか頭の体操にもなって楽しいです。
2,ボランティア(旗振り・老人ホーム訪問)で交流が芽生えた
はる申します。年齢55歳です。東京都に在住して趣味はNetflixを見ることです。
仕事はパートタイムで週3日程度働いています。家族は3人家族です。今回これに応募したのは、私の父がまさにこの状況なので、父がどのようにお友達を作っていったかお話しすることができればと思います。
父が退職したのは60歳位の時でした。仕事人間で、土曜日も日曜日も仕事をして、一緒にご飯を食べた記憶はありません。会社だけの人間関係があったようで、退職したら全然誰とも会食をすることもなく、ずっと家にヒキコモってばかりでした。
見かねた母が、地域のボランティアをしたら良いのではないか、社会に貢献したらと言うので、父は地域のボランティアをすることになりました。
そうしたらなんとお友達ができて、一緒に麻雀をしたり、コーヒーを飲んだりするようになったのです。
- 交通の旗振り
- 老人ホームを訪問して話し相手になる
- 夏休み中の働いている家庭の子供を地域の会館で見守る
などいろいろな活動がありました。地域なので近所に住んでいる人が多く、しかも社会に貢献しているというプライドも維持されるので、地域のボランティアはお勧めです。
もしそのシニアの方が趣味があれば、その趣味のサークルは必ずどこかにあるので、インターネットで検索するのがいいと思います。
例えば、ブリッジというトランプのカードゲームがあるのですが、それが好きなシニアの方がいました。
その方は東京の四谷かどこかのブリッジサークルに電話をして入会していました。趣味があれば、その趣味のサークルに電話するのが1番いいと思います。
趣味が特にない方は、私の父のように、地域のボランティアに参加するというのが一番、近所の人と仲良くなれるし、社会にとって良いこともしているし、お友達も作りやすいのではないかと思います。
3,猫を飼ってVODを見ながら孤独を紛らわせる
50歳・徳島県・動画鑑賞(Amazonプライム・You Tube、TikTok)、読書、ウォーキング、筋肉トレーニング、ストレッチ、・自営業(生活関連サービス業)・独身(猫1匹)高齢の両親と同居中です。
元々兄弟はいないし、ひとりでいても格別に寂しいと思うことはありませんが、4歳の猫がいまして、家族同然になっています。この子が亡くなればとてつもなく寂しいと思いますが、ペットの存在は、独り身で友人もいない身の上を癒やしてくれることは間違いありません。
世話をやいたり遊んだりでかなり時間は使えるので孤独はまぎれます。
趣味を持つことは必要で、特に体を動かすべきなのでウォーキングを毎日1時間しています。
私がもっと社交的であれば、最近は地域統合型スポーツセンターなるものがあって、いろんなスポーツを素人から楽しむことができるので、生きがいになるかもしれません。
家の中でも、Amazonプライムなど動画配信があれば海外のドラマや映画など面白いコンテンツがたくさんあるので、孤独でいても暇をすることはないと思います。
4,スマホのシニア向けゲームにチャレンジ
はじめまして。 今回は定年退職後の自身の事をお話しさせていただきます。よろしくお願いします。 会社員を定年まで勤め上げ、後数年間契約社員として会社に残らせて頂き65歳で退社致しました。
現在は退社後数ヶ月といったところです。 自宅では子ども達も自立し妻と二人暮らしです。 趣味はパチスロでしたが、コロナ禍になり全く行かなくなりました。
私は普段から仕事以外で人付き合いをする事が無く、現在ではプライベートで合う友人はいません。
身内付き合いで年に数度冠婚葬祭で出向く程度で休日はほぼ予定がありせん。
気軽に誘える人が居ないので、買い物や外食には妻や娘孫に付き合ってもらいます。
ですが、どうしても男同士で話したいなという時も全く無い訳ではありません。
今まで人付き合いを疎かにしてきたせいもありますが、性格上この歳から新たに友人を作るというのは本当に困難を感じます。
しかしインターネットが身近になった時代なので、スマホを握り新たなチャレンジをしてみる事にしました。
元来ゲームやギャンブルが好きだったので、まずはオンラインでプレーヤーと繋がれるゲームにチャレンジしてみました。ファミコンの頃が懐かしいです。
まずスマホゲームには数多くのジャンルが存在します。
そこで私は、昔から馴染みのあるロールプレイングゲームで、ギルドという団体戦などを楽しめるジャンルを選択しました。
インターネットで少し検索してみればどの様なゲームか、難易度は、おおよそのプレイ時間などを解説してくれるサイトは多くあります。
私はプレーヤーとの繋がりを求めていたので、メジャーなゲームのアプリをインストールし登録を済ませゲームを始めました。
もちろん課金さえしなければ無料で楽しめますし、ギルドは課金してガチガチにプレイするチームから無課金を前提としているチームまで様々あるのでご自分のスタイルに合ったチームを選びましょう。
オンラインの方々はギルド内の礼儀やルールをしっかり守れば案外優しく温かく迎えてくれます。
興味がある方は勇気を持って初めてみてください。
5,趣味のものづくりで孤独をまぎらわせる(高齢者の両親)
38歳・住んでいる地域は東北地方・趣味は読書と音楽鑑賞など、仕事はパート・アルバイトをして家族3人で暮らしている。他に、一人で住んでいる高齢の親類が何人かいて、様子を見るためにその家を訪ねることがある。
私の高齢の親類は、手芸などの趣味があるのでテレビやラジオを見たり聴いたりしながら、黙々と趣味に没頭して普段使うタワシやポーチなどを作っています。また、そうした趣味を通じて、自分から家に人を呼ぶこともあります。
それから、親類は一軒家に住んでいるので、ペット飼っていて庭仕事をすることもあります。毎日の日課のようにペットの世話をすることで、孤独を紛らわせているようです。また、自分で育てて採れた作物などを使って自分で料理もしています。
他に、人がいない時にはおしゃべり型のロボットを相手におしゃべりをして歌などを歌わせるなどをして、楽しんでいるようです。以前に尋ねた時、そのロボットを操作して見せていました。
何か自分の趣味を通じたコミュニティを探すのが良いと思います。また、習ってみたいものでも構いません。習い事のサークルや場所などは探せば地域に様々あるので、気の合う友達や話し相手を見つけるきっかけになるはずです。
あと、高齢の親類が持っているようなおしゃべり型のロボットなども良いです。一方的に話してもも何かしらの返答や反応があるので、手軽な話相手になります。
そうした商品は、動物であったり、人形であったりするので、自分の気に入った物を探すと良いと思います。また、できるのであれば、スマートフォンやパソコンが使えると、自分から他の人へメッセージなどを発信できるので、それを通じて相手からコメントが届くこともあります。
6,ドライブ先での読書
埼玉県熊谷在住、59歳。もっぱらの趣味はドライブ、フラワーアレンジメント、ヨガにピラティス、フルタイムで経理事務。ひとり暮らし、未婚、パートナーはいますが、週に一度会うか会わないか。ほぼ毎日ひとりです。
独り暮らしが長いのであまりきにならないのですが、あと数年したら、免許返納も考えなくてはいけないお年頃。大好きな車で、出掛けますと言っても、近隣だけですが。
家に引きこもらないこと。とにかく外へ出るを目標にしていますが、今年は外出に制限もないゴールデンウィークでしたが、ほぼ寝て過ごしてしました。長い休みは観光地も混みますし、事故のもと。
じっくり家のなかを片付ける好機到来。なかなか読まずにいた本を引きずり出したり、絵を描いたり、ご近所の飼い猫さんを手懐けて遊んでもらったり、あっという間に日が過ぎました。
お休みを9日いただきましたが、人と話すことは一度もありませんでした。でも、それはそれで楽しいもの。自分の好きをとことん楽しむが良いようです。
面白いサービスがあるかは私にはわかりませんが、地域の行事には顔を出します。嫌な人もおりますが、住んでいる異常はお付き合いと考えています。
ヨガ、ピラティスでお友達になる方もいらっしゃいますが、家族のお付き合い優先ですので、休日もほぼ会うことも電話で話すことも、ラインする事もありません。
どうしても寂しいときにはラインのひとりグループで呟いています(笑)
車が運転できるのでガソリンスタンドに行ったり、散歩したり、最近では近所の飼い猫ちゃんが遊びにきてくれるのが楽しみの一つ。ちょっとした出先で読書をするなんていうのもとても良い気分転換になります。
地域猫や、ボランティアもよさげです。その為にもちろん勉強も怠りません。ひとりですので助けてくれる人もおりませんので、健康に気を付ける、セミナーの出席も目先が違っておもしろいです。
7,シニアの仕事やパートは社会的な存在価値を感じられる
シニアでも若々しい人って何だかんだ社会に交わって働いている方が多いんですよね・・。60・70を過ぎてもバリバリ働いている現役のビジネスマンも沢山います。
- 堀江貴文さん(1972年10月29日)・・49歳
- 茂木 健一郎さん(1962年10月20日)・・・59歳
- 孫正義さん(1957年8月11日)・・64歳
老害とか言われたりしますが、何だかんだ日本の経営者は年齢が高く、またそうでなくてもできる範囲で社会貢献をしながら給料をもらい、その中で人間関係を構築するというのは社会的な孤独を防ぐ手段かもしれません。
家にいながら文筆業のようなことができるライター業はそのなかでも初心者におすすめです。
8:同世代のブログを読んだり書いたりする
他人ブログを読んだり書いたりするのはかなり孤独な時間をつぶせます。
本格的に収益化しようと思えばできますが、そうでははなくて同世代のシニアブロガーの日常雑記を読むことで、同じような人との間接的な交流が芽生えます。
今はシニア世代だけが集まってお互いにブログを書くようなシニアの交流サイトもありますし、こういう場所なら無料で安全。
日々のニュースや新聞の感想などを書くだけで深夜の孤独がまぎれますよ!
9,小動物との生活で寂しさを解消し生きがいを見出す
人との交流だけでなく、動物との触れ合いも心を豊かにしてくれますよ。ペットを飼うことで、寂しさを解消し、新たな生きがいを見出せる可能性があります。
例えば、犬を飼えば毎日の散歩が日課になります。これは良い運動にもなりますし、近所の方々と挨拶を交わすきっかけにもなりますね。「可愛い犬ですね」なんて声をかけられれば、自然と会話が生まれます。
- 犬の散歩で運動不足解消
- 猫とのまったりタイムを楽しむ
- 小鳥のさえずりで癒される
猫はあまり手がかからず、アパートでも飼いやすいです。毛並みをブラッシングしたり、一緒にくつろいだりする時間は、きっと心を癒してくれるはずです。
もし、ペットの世話が大変そうだと感じる方は、小鳥を飼うのはどうでしょうか?
さえずりを聞くだけでも心が和みますし、餌やりなどの世話も比較的簡単です。
ただし、ペットを飼う際は責任も伴います。餌やり、掃除、健康管理など、しっかりと世話をする必要がありますので、自分の生活スタイルに合うかよく考えてからにしましょう
10,デイサービスやカフェ活動で新たな交流の場を見つける
さて、次は少し違った角度からのアプローチを考えてみましょう。70代後半の方に向けてデイサービスやカフェ活動って、実は新しい交流の場として注目されているんです。
デイサービスというと、介護が必要な方のためのものというイメージがあるかもしれません。でも最近は、元気な高齢者の方向けのサービスも増えているんですよ。例えば、趣味の教室や軽い運動プログラムなどがあります。ここで新しい友達ができたという話もよく聞きます。
- 趣味の教室に参加
- 軽い運動プログラムを体験
- お茶会で会話を楽しむ
カフェでのボランティア活動も面白いですよ。最近では「認知症カフェ」や「地域カフェ」といった、高齢者の方が気軽に立ち寄れる場所が増えています。ここでは、お茶を飲みながらおしゃべりを楽しんだり、時には専門家のアドバイスを聞いたりすることができます。
「でも、初めて行くのはちょっと…」なんて思う方もいるかもしれませんね。大丈夫です。多くの場所では、スタッフの方が温かく迎えてくれます。最初は様子見で参加して、徐々に慣れていけば良いんです。
こういった場所で大切なのは、無理をしないこと。
自分のペースで参加して、少しずつ交流の輪を広げていけば良いんです。きっと、同じような境遇の方々と出会えるはずです。そこから、新しい友情が芽生えるかもしれません。
11,シニアの友達作りアプリで日記を眺めて交流する
後はやっぱりシニア向けの友達作りアプリがありますので、そこに書いてある日記を読みながら気になる人と交流するというのもおすすめです。
- 毎日のお出かけ日記
- 作っている料理の話
- 日々の生活でこ気づき
ほとんどのシニア向け女性はほぼすべてのアプリが無料で使えますし、男性も日記を読むだけなら課金せずに遊べるというサービスも多いですね。
自分と違う状況の人が何を考えてどんな人と会っているのかを見るだけでも気晴らしになります。
最近はミントCのようにアプリ内にLIVE配信機能もあって、推し活のような交流が始まってます。アプリだとそのまま相手を誘えたりもしますのでかなりリアルな交流に近いのではないでしょうか?
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