40歳過ぎると結婚はほぼ不可能？５０代までに結婚できる確率を知って勝負すべき！

40代になり、ふと気付くと独身でいるのは自分だけで急に焦りを覚えた方も多いのではないでしょうか？

そして、一念発起して『婚活』をしようとしたものの…ネット上には、『40歳を過ぎると結婚が不可能』という情報が多数あり絶望を覚えてしまったという方もいるかもしれません。

ですが、40代の婚活事情は不可能というわけではなく可能性は十分にあります。ですが、考え方を誤ってしまうと…茨の道になる事を避けられないのも事実です。

今回は、そんな悩める40代未婚の方に向けたリアルな現状と婚活を成功させる秘訣、そして50代までに考えておくべき選択について徹底的に深掘りしていきます。

前を向き、新たな自分の人生に出会うきっかけになるかもしれませんので、是非参考にしてみて下さい。

40代の結婚が不可能と言われる理由は？

40代になり、周りは皆結婚しており…一念発起して婚活してみようと思っている方の中に、40代の婚活はオワコンと聞いて意気消沈している方も多いはず…。

ですが、実際のところはオワコンな事はなく…道を誤らなければ十分可能といいます。

その根拠となる、40代男女の結婚率と現状についてまずは詳しく見ていきましょう。

４０代の結婚できる確率は５％であるという現実

40代の未婚率は、男性で約23%、女性で約14%と言われています。

しかし、40歳過ぎてから結婚した人の割合は、男性で約12%、女性で約9%となっており、年齢を重ねても結婚できる可能性ありますが倍率は高いです。

まずは男性ですが３９歳までは１０％台であっても４０代になるとさらにここから確率が減っていきます。５％前後という事実はかなり厳しいものでしょう。

さらに女性となると４０代からの結婚率は３％へと・・・。晩婚化に伴って３５歳限界説が少しずつ伸びているとはいえ、確率は低いです。

ただ、あきらめるなかれ！よく例に出されるデーターは初婚であり、再婚者が含まれていません。

とはいえ油断するなかれ。

４０代でも再婚を含めると１０％に近付く

こちらはニッセイが出した再婚に関するデーターですが、１９７０年代のバブルから右肩上がりで増えています。このデーターをみると「自分はいつでも結婚できるのではないか？」という錯覚がおきるというのもうなづけます。

40代以降の結婚がほぼ再婚者の結婚である、という事実が挙げられる。周囲で見聞きする結婚に含まれる再婚割合が増えるという状況は、（再婚者は初婚者よりも当然年齢が高い傾向にあるため）「中年になっても、自分は結婚できる」という印象を与えやすいからだ。

「ニッポンの再婚」最新データ紹介－2020年婚姻統計分析結果から－

ただ、１０％と言われるとなんか希望も見えてきますよね？さらにこの再婚を含め結婚相談所に登録している人の成婚率は平均化された市場よりは高くなります。

マッチングアプリの大手でありペアーズの運営会社parsolがとったアンケートです。男性も４０代を過ぎると一気に会員数が減るることが分かります。

結婚相談所における40代男性の結婚率

結婚相談所や婚活パーティーなどの婚活サービスを利用した40代男性の婚約•結婚した方の確率は、約40〜46%という結果になったそうです。

そこから考えると、約2人に1人は婚活を成功させている事からも、40代男性でも結婚できる可能性は大いにある事は明らかです。

かなり希望の持てる結果で、俄然やる気が出たのではないでしょうか？

40代男性の婚活は、結婚相談所などのサービスを利用する事が正攻法であると考えられます！

結婚相談所における40代女性の結婚率

では、40代女性についても男性同様に結婚相談所や婚活パーティーを利用した方の結婚の確率についても見ていきましょう。

調査によれば、約24〜50％という結果で、男性に比べると開きがありますが4人に1人、ないし2人に1人は結婚に至っている事がわかります。

確率で言えば、十分結婚の可能性は高いと考えられます。

男性同様に、結婚相談所や婚活パーティーなどのサービス利用が必須のようで、婚活サービスを利用していなかった女性の結婚率は、0%という驚きの結果も明らかになっています。

やはり、資金を如何に使うかが40代の結婚には必須要項である事は明らかですね！

それでも40代の男女が結婚相手を探すのは難しい

40代男女の結婚について、すこしは明るい展望が明らかになりました。

ですが実際の所、世間では『40代の結婚が厳しい』となぜ言われてしまうのでしょうか？

男女それぞれの観点から詳しく見ていきたいと思います。

40代男性は再婚者とも戦う必要がある

毎年5％ずつ多く生まれる男子が累積することにより「男余り」が生まれる。

そして、もうひとつは「時間差一夫多妻制」によるものである。既婚男性が離婚再婚を繰り返し、再婚のたびに初婚女性とくっつくことが多いために、一度も結婚したことのない未婚男性が割を食うというものだ。

未婚男性の「男余り430万人」の実態～もはや若者ではなくおじさん余りへ

２０２２年の国勢調で分かったのは４０歳過ぎると大量の男性が人口比率であまっているとのこと。

まずは、男性についてはリアルな現状、足元を見られてしまう可能性があり…これまでの仕事や貯蓄、身なりなどを嫌というほど直視され値踏みされてしまうからだと考えられます。

それぞれ詳しく見ていきましょう！

年収も高くないと相手にされにくい

40代にもなれば仕事においては、ある一定のポジションを得ているという世間の先入観から…高年収である事が求められてしまいます。

高年収を得ている男性は、この点においては有利であり…引くて数多になる可能性はあります。

ですが、年収が低いというだけで…厳しい評価をされてしまい、結婚相手からは除外されてしまう可能性は高くなります。

一般的に、現在婚活市場で40代男性に求められる年収の相場は、『約500万円以上』と言われています。

一昔前に比べれば、男性の年収に対するハードルは下がりつつありますが…それでも、『500万円』というのは高い壁だとも言えます。

年収が上がりずらい業界に身を置いていたならば…その時点で対象外というレッテルを貼られてしまいます。

やはり、先立つものはお金という事なのでしょうね…。たしかに、結婚生活や出産、育児を想定している女性にとってはネックになるのは間違いありません。

40代の初婚男性への悪いイメージがある

基本、初婚というのは世間一般的に言うとクリーンなイメージを持たれるのですが…『40代初婚』というのは、決して良いイメージには直結しません。

端的に言えば、マイナスであり…『何か欠陥があるのでは…？』と思われてしまいます。

少なからず、このようなイメージを持たれ、品定めされるという意識を持っておく事は重要です。

婚活を始める前に、一度自分自身の私生活や性格などを見つめ直し、マイナスポイントはないか確認する事は重要です。

客観的な意見も必要ですので、身内などに自分自身のダメな部分を聞いて改善する努力をする事も大切かもしれません。

年下女性からの厳しい評価をうける

40代で婚活を始める男性の中には、出来る限り若い女性と結婚したいという願望を持っている方も多いと思いますが…実際の所、40代男性は『対象外』になる確率が高いと言わざるを得ません。

基本的に、若い女性も結婚相手として年上を望む事が多いと言いますが…それは、あくまでも『〜30代』までと言われています…。

20代女性は、同世代から30代の男性を望む

30代の女性に関しては、同世代もしくは年下を望む

上記のような要望が多いので、必然的に40代男性は対象外になる可能性は高いと考えられます。

ですので、若さ以外に勝てるポイントを持つ事が重要です。

なんでも良いと思うので、女性が喜ぶポイント、自分なりの強みを明確にしておく事は大切かもしれません。

40代女性が結婚が厳しいと言われる理由

では、次は40代女性が結婚が厳しいと言われてしまう理由についても見ていきましょう。

根本的には、男性と同じ要素ですが…女性特有の課題もありますので…詳しく解説していきます。実は再婚の可能性も含めれば女性の方に分があるんです。

出産が望めないと思われる

多くの結婚を望んでいる男性にとっては、子供が欲しいと思っている方が多く…自ずと『結婚＝子供』と考えると…40代女性は厳しいと言わざるを得ません。

近年は、40代で子供を産む芸能人なども増えてきており、まだまだ出産は可能と言えますが…そこに至るまでには不妊治療する可能性などもあり、相応の覚悟とリスク、金銭的にも費用が必要になります。

そう考えると、男性から対象外というレッテルを貼られてしまうかもしれません。

現在は、DINKs（ディンクス）という考えを持つ夫婦も増えるいる為、そのような要望を持つ男性を選ぶ事も必要かもしれません。

ちなみにDINKs（ディンクス）とは、『Double Income No Kids』を略したもので、子供を望まず共働きで有意義に暮らす夫婦を指します。

若さが失われて、過度な若作りが痛いといわれる

どうしても、男女共に生物としての定めである『老化』による劣化は、結婚する上で外せないポイントかもしれません…。

否が応でも、日々自分自身が老けていく現状を身に染みて感じ始める年齢ですので…相手である男性も確認してしまうポイントと言わざるを得ません。

肌のカサつきや、シワや白髪など…ありとあらゆる所に劣化が現れ…一つ一つを改善していくのは、なかなかハードルも高いと感じます。

だからと言って、過度に若作りをし過ぎると…『イタい女性』と思われてしまい逆効果になる事も考えられます。

年相応の美しさを意識し、自分なりの美を考える必要性があるかもしれません。

性格が悪くなる？小言が増える！？

男性にもあり得る事ですが…特に40代女性に顕著に現れるのが…年齢を重ねた事で、自分なりの価値観が確立し、知らず知らずのうちに『こだわり』が増えてしまうことが挙げられます。

一見すると良い事とも考えられますが…男性にとっては、一つ一つに対して自分の考えを言われるのは…少々小難しく性格が悪いように捉えられてしまう可能性があります。

そのような言動を重ねる事で、小言が多く性格が悪いと思われてしまえば…否応なく対象外になりかねません。

婚活を始めるにあたって、自分自身を振り返り…考え方の偏り、小言が増えていないかを確認する必要があるかもしれません。

身内などの第三者の意見も参考にする事も重要と考えられます。

条件のハードルが上がる

また、40歳を過ぎると、結婚相手に求める条件が高くなる傾向があります。例えば、経済力や家庭環境、価値観など、これまでの人生経験からより具体的な条件を求めるようになるため、相手を見つけるのが難しくなることがあります。

女性は経済力も付いてくるので敢えて結婚しなくてもいいという気もちにもなるようです。

40代の婚活が成功した人の共通点はこれだ！

ここまで、40代男女の結婚が厳しいと言われる理由について詳しく見てきましたが…ここからは、そんな中、婚活を成功させた40代男女にあった共通点について詳しく見ていきたいと思います。

共通点①  明確なゴール設定

これは婚活だけに限った話ではありませんが…成功させた方々は、まず婚活を始めるにあたって様々なゴールを明確化していたようです。

行動を起こす前に、より具体的にしておく事で婚活をしている中で、考えがぶれずに突き進む事が出来たという声があるようです。

何事も、まずは計画が重要という事が分かりますね。

共通点② 自己研鑽

40代の結婚が厳しいと言われる理由でも挙げましたが…対象外になる確率が高い事を考えると自分自身を常に向上させる事や欠点を補っていく必要があります。

見た目を今一度綺麗に保つ事や、心と身体のケアの為に運動をして、若々しくはつらつとした自分になるなど、自分自身を良い方向に保つ事も重要です。

婚活の為に自分自身を見つめ直した結果、仕事で成果を出したりする事もあるかもしれません。そうなれば、年収も上がり婚活の成功率も上がって一石二鳥という事もあるかもしれません。

自分自身の為にも、自己研鑽をする事は大切かもしれません。

共通点③ 聞き力を養いコミュニケーション能力の向上

奥手な男性は、コミュニケーション能力を高める努力をした方も多いそうです。だからと言って、様々な方と積極的に関わるというわけではなく…『聞き力』を養い、相手の話を深く理解し共感する力を得た事で、包容力が高まったという声もあります。

女性にとっても、自分のこだわりや小言をぶつけるのではなく…相手を深く知る力になるかもしれません。

共通点④ 婚活アプリなどを積極的に利用する

出会い系アプリと考えて、怪しいから避けるという方も多いと思いますが…婚活アプリなどのマッチングアプリは、現在では大きな出会いのチャンスに繋がります。

確かに怪しいアプリもありますが…真面目な出会いを提供しているものも多くあり、セキュリティ面も充実しているものもあります。

このようなアプリを利用して、自分から積極的に出会いのチャンスを広げる事も婚活成功に繋がる秘訣かもしれません。

共通点⑤ 失敗を恐れず前向きな姿勢

婚活を開始すれば、否応なく振られる事はあります…その時に凹むだけで終わらさず、きちんと何が良くなかったのか、良かった点はないか等、経験をきちんと活かしていく事も成功の秘訣のようです。

経験をするからこそ、自分自身の価値観を再確認出来る事もあると感じます。

そして、ポジティブに物事を捉える力も重要です。凹んで婚活を失敗に終わらさない力も必要のようです。

共通点⑥ 周りからのバックアップ

婚活を成功させる上で、周りからのバックアップも欠かせない要素だと言います。

婚活が失敗した時の支えや、自分自身の欠点を的確に注意してくれる存在、相手との関係での悩み相談など、様々なシーンでサポートしてくれる方がいる事で成功を手にする事が出来た方が多いようです。

常日頃から、自分も周りの方を大切にする事は、婚活以外でも重要な事ですので、是非見直してみる価値はあるかもしれません！

共通点⑦ 焦らずコツコツ進める

やはり、40代になり一念発起して婚活を始めた方の中には、遅れを取り戻そうと早急に結果を求めてしまいがちですが…婚活を成功させた方は、必ずと言って良いほど焦らずに時間をかけて、コツコツ自分のペースで進めているといいます。

自分にとっての理想の相手を探すものですから、人と競い合っているわけでもありませんから…自分と向き合い、相手ともじっくり向かい合う事が重要なのではないでしょうか？

40代未婚者は『結婚』をゴールにしない事が必要！？50代までに決断しておくべき事！

40代で婚活を成功させた方の共通点について詳しく見てきましたが…上記の成功確率でも記載した通り、残念ながら2人に1人は成功しないという現実がある事も事実です。

仮に成功しなかった場合、50代までに決断しておくべき事についても詳しく解説していきます。

50代までに決断する事① 『独身』を貫くという選択肢！潤沢な貯蓄をするべし！

結婚に向けて婚活をしてみた結果、失敗してしまった…もしくは、結婚に魅力が無い事を改めて実感した方は、生涯独身を貫くという選択肢も視野に入れる必要があるかもしれません。

独身を貫く決断をすれば、様々な可能性があるかもしれません。

上記のような自分らしい人生をカスタマイズする事も一つの選択肢として考える事も重要かもしれません。

そんな素敵な老後を迎える為にも、ある程度の蓄財が必要になりますので…独身を貫こうと決めた、その時からきちんと節約して自分の為の蓄財をしていく必要があります。

50代までに決断する事② 40代女性は『出産』を諦める決断も必要！？

もし婚活に失敗してしまった女性は、それでも尚結婚に未練があるならば…いっその事、ある程度夢を捨てて、結婚する事も視野に入れる必要があります。

夫と子供がいる幸せな家庭という一般的な考え方を捨て、最愛のパートナーと2人で悠々自適に暮らすという選択も必要かもしれません。

何が何でも子供が欲しいと言うならば、養子縁組も一つの選択肢として考えても良いかもしれません。

どのような形にせよ、50代までにはある程度選択しなければならないかもしれません。

50代までに決断する事③ バツあり男女も選択肢に入れる？

決断する事の二つ目とも関連しますが、婚活に失敗してもなお、結婚にこだわる場合は『バツあり』の異性を結婚相手に含めるという事も必要かもしれません。

初婚の相手を求めてしまう気持ちも理解出来ますが…バツありの方は結婚の辛酸を多く経験しており、失敗から学んで次に活かせる方が多いのも事実です。

そんな相手を受け入れる事も50代まで決断する必要な事かもしれません。

40歳を過ぎて結婚した有名人は多数いる

名前	年齢	入籍情報
真矢ミキ	44歳	2008年12月22日入籍
永作博美	38歳	2009年4月27日入籍
国仲涼子	35歳	2014年12月28日入籍
菅野美穂	35歳	2013年4月2日入籍
織田裕二	42歳	2010年8月16日入籍
DAIGO	37歳	2016年1月11日入籍
阿部寛	43歳	2008年2月入籍
檀れい	39歳	2011年7月27日入籍
南野陽子	43歳	2011年3月3日入籍
吉瀬美智子	35歳	2010年12月25日入籍

具体例を挙げると、例えば日本の有名な俳優である堺雅人さんは41歳で、戸田恵梨香さんと結婚されました。また、女優の石田ゆり子さんも40歳を過ぎてから結婚されました。これらの事例からも、40歳を過ぎても結婚が十分に可能であることがわかりますね。

さらに、アメリカの俳優ジョージ・クルーニーさんは、53歳でアマル・アラムディンさんと結婚し、幸せな家庭を築いています。

これらの例からも分かる通り、年齢を重ねても愛する人と出会い、幸せな家庭を築くことは十分に可能です。そんなことを言うと「やっぱりそれは芸能人で出会いもあるから・・」「お金持ちや美人だから例外」なんて思う人もいるかと思いますが、一般の社会人でも１０人に一人はいるわけですからね・・・。

４０歳を過ぎて結婚した一般人の体験談！出会いのきっかけは？

ではアンケートを元に４０歳を過ぎて結婚した一般の方に以下のような質問をしてみました。

これらの質問をもとに本音の声をお届けしようと思います。

４０歳を過ぎて結婚したバンドマンの体験談

40代で住まいは大阪府、仕事はマーケティング・営業をしています。年収は約400万円です。若いときから営業活動をしていたことから、コミュニケーション力には自信がありましたが、あくまでビジネス上のみでした。実際は、恋に億劫で異性との会話も緊張してしまいます。

結婚が遅れた理由としては、仕事とともに音楽活動を並行していたことが挙げられます。昔から趣味で仲間とバンドを組んでいるのですが、周りも好きなことを優先しているため結婚をしていない者が多いです。

そのため、焦りがなかなか感じられず婚期が遅くなりました。なお、結婚していないことによるデメリットは、正直あまり感じたことがありません。しかし、子どもがいていわゆる家族での暮らしを味わえない点は寂しさを感じるときがあります。

バンドメンバーとともに、婚活目的でいわゆる合コンを開いたことが結婚に至った経緯です。合コンと言っても遊び半分ではなく、相手も含め真剣に将来を考えている人同士の出会いの場という設定で機会を設けました。

バントマンに対する先入観を消すのが大変だった

出会いのきっかけはライブハウス（心斎橋DROP）で、もともと自分たちのイベントに足を運んでくれていたこともあり、少しは面識があったため会話も始めやすかったです。しかし、いわゆる出演者とファンという関係性から、遊び目的と捉えられていた点は交際に至るまでに時間を要した理由です。

イメージとしてバンドマンは恋愛に対し真剣ではないという、いわゆる先入観が邪魔をしていました。そこを払拭することは、真剣度を伝えるうえで最も苦労したと感じます。

４０代の男性は年上を武器にすべき

私は出会いの場が運よくありましたが、40代になるとなかなかきっかけがないケースが少なくないと思います。友人から紹介を受けることも有効ですが、今ではポピュラーになったマッチングアプリの登録もおすすめです。恋愛に対し億劫に感じている人でも、コンシェルジュによるサポートを受けられるものがあります。

結婚をすることでより将来設計を考えることに繋がり、自分の人生だけでなく家族が一番となったことで充実した毎日を送れています。自分の経験から述べると、年齢はそこまで関係ないのではという印象を持っています。

昔に比べて結婚年齢が高くなっていることも踏まえると、気にする必要は薄いのではないでしょうか。また、年上男性の余裕に惹かれる女性も少なくないため、40代という年齢が武器になる可能性も期待できます。

４０歳で初めて付き合って結婚した男性の体験談

4２歳です。三重県在住、サービス業を営んでいる者です。年収は450万前後になります。仕事柄転勤が多く、数年に一度は引越しがあり、全国を転々としています。また不規則な勤務形態となっており、土日の休みはほぼありません。

結婚が遅れた一番の原因は表向きは仕事に没頭していた、裏を言えば人付き合いがあまり得意ではなかったという事になります。

なんせ女性とお付き合いという事を30代後半まで経験はなく、今の奥さんと知り合ったのが30代末となっております。

結婚していない事でデメリットはほぼ感じた事がありません。当然独り身であれば、自分のペースで行動が可能であり、誰かに束縛されるという様な煩わしさもない為です。強いて挙げるとすればこの先も独り身かぁとマイナスな事を考える癖が付いてしまう事がデメリットかもしれません。

出雲大社にいって結婚の意思を固めた

今の奥さんとは所謂お見合いで出逢いました。上場企業でもある婚活会社に登録し、相手のプロフィールを見て会ってみたい方が居ればお見合いを申込み、お相手がお見合いOKならば仲介人を通じてお見合いするというものです。

奥さんと出逢うまでは10名くらいの方とお見合いをしました。会ったのは名古屋駅前のマリオットホテルの喫茶店になります。ホテルのフロント近くにはなりますが、落ち着いた雰囲気でした。過去、お見合いをしてその後に食事に行く方も数名居たのですが、以降は続かず。

今の奥さんの時は一念発起して島根県の出雲大社まで車で行き、お参りをしてきました。

出雲大社は恋愛成就の神様ともされており、まさに神頼みでした。そのお参り後の最初のお見合いで出逢ったのが今の奥さんにて、結婚後に二人でお礼に再度出雲大社へ行きました。

とにかく強い意志で結婚に望むべき

当初私は一生独身で生きていくものと考えていました。

お見合いをしたのも両親にとりあえず婚活をしているという姿勢を見せるのが目的だった事もあります。ただ、仕事において不運な事も重なり、仕事一途で生きて来てこれからも会社に好みを捧げようと思っていた強い想いとは別に会社から降格処分を受ける事態が発生しました。

役職も解かれ、一般職に落ちた際にふとこのままで人生良いのか考える様になりました。そこで共に人生を歩んでくれる人を捜し求め、以前よりはより真剣にお見合い活動をしました。

神頼みした面は否めませんが、最終的には絶対に結婚するという強い意志と行動が成功への近道だと思います。

諦めたらそこでお終いです。40代で結婚した今ではお陰様で二人の子宝にも恵まれました。

比較的高齢な状況で二人の子供を養うというプレッシャーの中、より今まで以上に仕事に励まねばというやる気にも繋がっています。結婚したらこうしたい、ああしたいという例え漠然としたものでも、プランを持って臨めば、道は拓かれるのではないでしょうか。

４０歳過ぎで年下と結婚した航空会社勤めの女性の体験談

4１歳の福岡県在住の女性です。航空会社に勤務しており、女性が多い職場でひたすら働き、シフト勤務で土日が休みでないため、なかなか出会いの場に行くこともなく、気がつけが４０歳が迫っていました。３８歳の時に同じ職場で働いていた男性と再会して結婚しました。

仕事のせいにするのも良くないですが、仕事がシフト制で休みがバラバラ、女性がほとんどの職場で、男性がちらほらいてもすぐに誰かと社内恋愛をしてしまって自分は乗り遅れる、といった感じでした。

友達は週末の夜にコンパに出かけていましたが、自分は仕事があったり、早朝勤務で疲れて家で寝たりしていて、出会いの場に行くこともありませんでした。実家暮らしをしていたので、貯金はどんどん増えていきましたが、親からのプレッシャーのようなものは感じていました。

４０歳過ぎで見つけた結婚相手は昔の同僚

何度か一緒に食事をした男性はいましたが、自営業で家業を継がなければならなかったり、研究職ですごく頑固な感じの人でした。もう４０歳近くなると収入が安定していたり、大手企業に勤めていたりするような結婚に向いている男性は残っていないと諦めていました。

かろうじて２８歳の時に一緒に働いていたけど、異動により県外の部署に行ってしまった男性がいました。

優しくてすごく尽くしてくれる、収入も安定している人というのは分かっていましたが、なぜか恋愛の対象ではなく遊ぶと楽しい異性といった感じでした。灯台下暗しといった感じでした。

航空会社の特権で、飛行機が安く乗れるということで、懐かしいメンバーで集まろうという企画があり、県外からみんなが勢揃いした場で話していると楽しくなり、次第にお付き合いをすることになりました。付き合ってから半年もたたないうちに結婚の話が出て、晴れて結婚することができました。私は４１歳、彼は３６歳、年下の男性です。

４０歳を過ぎても結婚は不可能ではないと思う

40代を過ぎてから結婚となると、子供が産めるかということが心配になります。私は４１歳で結婚、妊活を始めて妊娠することができました。流産や染色体異常の可能性も高く、すごく心配しましたが、この年齢になって自然妊娠できたということは、低い確率だけどそのぶん生命力があって元気な子だと助産師さんに言われてそれを信じて妊娠期を過ごして無事に元気な子供を産みました。

子供が無事に産まれてくれたのは夫婦仲がとても良いことが要因だと想っています。

私の人生は４０歳からが本番だったのだとも思っているくらいです。４０歳を過ぎても出産は難しいことではありません。30代はがむしゃらに働いて、４０歳から結婚生活を楽しむ、私は自分の人生がこれで良かったと思っています。

私のように偶然年下の彼氏ができることだってあります。

出会いはどこに転がっているか分かりません。年齢が、、、ということで弱気にならず思わぬ出会に期待して毎日を輝いて過ごしてください。

４２歳で結婚した保育士男性の体験談

４０代の男性です。住まいは兵庫県で、仕事は保育士をしています。大体年収は450万円くらいです。

４2歳で結婚しました。今は中古戸建てを購入して、実家の近くに住んでいます。子どもが一人いて、とてもかわいいですが、高齢での育児には楽しさがありつつも、苦労もあります。今後、自分が年をとることを考えると不安があります。

結婚しなかった理由の一番大きいものとしては、２０代の後半の時に付き合っていた彼女がかなり難しい人だったからです。

彼女は精神的にも不安定さがあって、仕事もしておらず無職でした。保育士の給料でなんとあその人を初めは支えようともしていましたが、自分も倒れると思って別れを決意ました。

そこから別れることにもとても苦労して、もうこんな思いはしたくない、ずっと一人がいいと思ってきたことです。

その時から、女性と付き合うのがトラウマのようになって、またあんなに大変な思いをするかもしれないと思うと、交際することができませんでした。

ただ、４０過ぎまで結婚しないと保護者の目が冷たいように感じました・・。「この人は異性に興味がないんじゃないか」と思われるのは構わないのですが、保育士という仕事柄もあって、保護者さんから「この人は子どもに対して興味があるんじゃないか（いわゆるロリコン的なこと）」と思われやすいことがあげられます。

４１歳の時に保育士同士で職場結婚

相手は職場の同僚ですが、年齢は１３歳年下で、自分が４１歳の時に、２８歳で知り合いました。同じクラスを担当したのがきっかけでよく話をするようになりましたが、あくまでも仕事としてですし、保育士は女性が多い職場なので、女性も、同僚の男性のことを異性として意識することも少ないです。

自分の場合は自分がかなり年上だったこともあって、まさか恋愛対象として見られているとは気付いていませんでした。職場では話しにくい、仕事の悩みを聞くために、一緒に飲みに行ったりしていましたが、付き合うとかは考えていなかったです。

職業柄同僚を恋愛対象として見ないことには慣れていたので、相手から付き合って欲しいと言われた時には驚きました。自分も周囲の友だちもどんどん結婚していて、このまま一人でずっとは辛いなと思うようになっていたこともあって、断る理由は無かったのですが、本当に自分で良いのかという不安はありながらも付き合い始めました。

やはり難しかったのは、相手の両親に結婚を承諾してもらうことです。いかにもおじさんの相手を娘が連れてきたという驚きだけではなく、そんな年齢差だと今後、自分の娘が苦労することを心配されて、なかなか認めてもらえなかったのが大変でした。

４０過ぎでも恋愛に積極性を持つことが重要

40代を過ぎて自分が結婚できたのは、そろそろ異性とお付き合いをしたい、できれば結婚できたら良いなという思いを持っていたからだと思います。

40代になると、世間体や周囲の目もあって、自分が恋愛に積極的になるのは恥ずかしい、もう一人でいいやと思いたくもなります。

しかし、そこで諦めてしまうと、外見からも内面からもそういう諦めが出てしまって、人間としての魅力が出なくなってしまうように思います。

自分が恋愛したい、結婚したいという思いが少しでもあるのであれば、それを恥じる必要はなく、もちろん隠す必要もないと思います。ただ、それをアピールしすぎると、周囲から痛い人に思われかねないので、あくまでも、自然に、自分も結婚したいという思いはあるけどということを出すことで、周囲にそれも伝わっていき、周囲が助けてくれたり、自分に興味を持ってくれるようになります。

まとめ

40歳過ぎると結婚は不可能かについて詳しく見てきましたが…参考になった点を活かして頂き、一念発起して婚活をするも良し、独身を貫く決断をするも良し。

あなたらしい決断をして、素晴らしい人生にして下さい。本記事を少しでも参考にして頂ければ幸いです。