お独り様という言葉ができてから数年が経ちますが、いま生涯を独身で過ごす女性の割合が増えており、そんな生活スタイルが徐々に受け入れられています。
とはいうモノの、いざという時に頼れる友達や話し相手がいないというのは不安だと思います。そんな人は中高年が集まってお独り様会を利用するといいと思ったので特集です。
独りぼっち特集で有名になったお独り様会の内容や特徴について
平成29年版 少子化社会対策白書をみると、今は男性の約3割、女性の2割が50代で一生懸命相手を探しても、一向に見つからない場合もあります。
シニア向けの結婚相談所に登録しようとしても高齢者の平均所得は334.9万円です。入会金が20万以上かかるようなところで出会いを見つけるのは大変です。
40代に入ると女性は5%という数字があることからも、今後もこの数値が大幅に改善されることはないかと思います。
かといって一生一人で生きることが決して不幸なわけではなく、むしろ好きな友達と自由に繋がれれるし、結婚はしなくても恋人はいるという人だって沢山いるはずです。
そういう場所探しにもお独り様会は貢献していますね!
お独り様会の料金と内容について
まずはお独り様会の料金と内容をまとめます
- 月払い1,980円(3か月分5,940円を先に振込)
- 24~34歳までの女性は無料
- 年会一括払い2万円
- 月刊会報メール
- 孤独死防止サービス
- 死別者限定のZOOM(ズーム)交流会
- オフ会の無料参加
これらのサービスがついています。年間2万円ですが、結婚相談所に比べるとかなりリーズナブルです。34歳までの女性は無料になります。
特に注目したいのは孤独死防止サービス。
これは自分が入るだけではなく、家族も入れます。50代に入ると老々介護は目と鼻の先です。自分の心配よりも親の心配の方が先にあってなかなか結婚できない人もいます、いざという時の保険になり得ますね。
お独り様会の運営団体はNPOで安心
法人概要 | NPO法人ボラナビ |
代表・設立者 | 森田麻美子 |
所在地 | 〒064-0808札幌市中央区南8条西2丁目5-74 |
TEL | 080-7410-9684 |
メール | office★ohitorisama.site |
北海道の新聞や政府メディアにも新しい取り組みとして掲載され、また全国区のTV「ノンストップ」でも紹介されています。
登録費だけでオフ会に無料参加できるのはかなりうれしい
公式ホームページでも比較表がでているのですが、お独り様会のイベント参加料は無料です!多くのイベント会社の場合は登録料のほかスタッフの運営費もかかるのですが、NPOで国から支援がありますので料金はほぼかからないのが最大の魅力。
その分有名なイベント会社やシニアサークルがやっているのようなプチ贅沢な会場での交流会や婚活イベントはなく、街の会議所でお話をするというイベントが数多く開催されています。
お金がないがゆえに交際費を出せないという人にはかなり救いの場になっているのではないかと思います。
お独り様会の活動内容について
お独り様会活動内容についても紹介します。
- ZOOMでのオンライン交流会
- 定期的なランチ会
- 温泉での食事会
- お買い物オフ会
- ボウリング大会
- 遊園地オフ会
このようなイベントを月に数回開催しています。
遠方でもコロナの心配なく気軽に参加できるイベントはZOOMでのオフ会です。
シニアにとって何よりきついのが家で一人きりになりTV以外楽しみがないこと。そして誰も話し相手になってくれないことです。
ZOOMの交流は同じような孤独を抱えた人と気軽に話すことが可能です。
お独り様会の年齢別イベントは中高年の婚活イベントにも利用可能
またお独り様会は、30代・40代限定のランチ会を開いています。
実はこれ婚活の場としても利用可能です。女性は30代の前半だと無料登録が可能で、結婚相談所では弾かれてしまう年齢でもこういうところならアラフォー男性とお友達からスタートできると思います。
男女比も5:5程度で合わせてあるので、お見合いパーティーよりは長時間じっくり話せますね!
お独り様会のメリット・デメリットについて
- イベントはほぼ東京と北海道のみ
- ZOOMでのおしゃべりならSNSでも無料がある
- 無資格参加なので会員の質は運次第
- 婚活の場合はスタッフのアフターフォローはない
以上の点は注意してください。
あくまで気軽な独身独り身を中心とした友達作りの場です。NPOが母体となっているのでサポートからの手厚いサービスはそこまで期待できません。
結婚相談所の場合は、利用者の年収・家族構成・職業・結婚の有無などを事前に審査してくれますし、条件での絞り込みとイベントへの参加が可能です。
一方半分ボランティアのような団体の場合はあくまで参加者同士の積極性に任せる形が多いです。どうしても無料に近いものはスタッフの数も制限されますし、メンバーサイトの管理も本格的にはできません。
家族の見守りサービス付きで2000円というのはかなり安いと思いますが、結婚相手を真剣に短期間で探したいという人には向いていません。
孤独を避けるための最低限の手段として掛け持ちで利用するのが良いのではないかと思います。
お独り様以外にNPO主催のシニア向けの出会いの場は沢山ある
いま日本全国で少子化対策は急務になっており、そのため各都道府県がお独り様会のような交流会を地元の市役所や公民館で開くようになっています。
東京・北海道以外で探すならお独り様会がおすすめですが、それ以外な内閣府の公式ページにある所は有料ですね。
内閣府婚活サポートセンター
このような場所ではお見合いパーティーやランチ会・お見合いなどが行われています。
大体登録料は年間1万円前後。
各地方自治地帯及び企業ともコラボした交流イベントが開催されています。近場で探したい人にはまずは市役所に相談というのがベストだと思います。
60代女性の独身サークルの感想
50代・60代のの社会人で結婚相談所の入会はちょっと気がめいるという人は、中高年が集まってお独り様会を利用するといいかもしれないです。
ここは雑誌SPAの「ひとりぼっち」が増えている!という特集記事で見かけたのですが、実際にどれほどのものなのか、アメブロの写真や参加者の投稿などを元に分析したが、結構評判が良いということで紹介します。
ちょっと非モテの集まりという気がしますが、実際のお独り様参加者に推薦文を書いてもらったので紹介します。
現在私は50代の女性です。
一生懸命相手を探しても、一向に見つからない場合もあります。私の場合35歳を過ぎてから婚活を初めたせいか、かなり苦戦しました。
ちなみに私の年収は350万円。男性でこれくらいなのです。結婚相談所だと高いお金がかかってしまうので、そんな簡単に利用することもできません。
婚活サイトだとメールのやりとりはできても、そこから実際に会うというのが非常に難しいですし、出会いを見つけるまでにある程度のお金も必要になります。
そもそもこういった方法で出会いを見つけることに抵抗を感じてしまう人も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのがアットホームな雰囲気で気軽に出会いを探せる、お独り様会というサークルを利用することにしました。
ここは30代や40代の男女を中心としたアットホームなサークルで、出会いを探すのに最適です。
参加者に制限は無く、独身の方をはじめ既婚者やバツイチでも参加できますし、夫婦揃ってでもOKです。
そのため、恋人や結婚相手を探したい人はもちろん、普通の友達や趣味仲間が欲しいという人にもおすすめです。
私のようにちょっと相談所じゃ勝ち目がないなという人も優しく迎え入れてくれる雰囲気がありますよ。
独身会は一人参加でも大丈夫だった
さらに1人で参加している方が多いのも、お独り様会の特徴だといっていいかもしれません。1人で参加してもメンバーが温かく迎えてくれるので、楽しい時間を過ごすことができます。
気になる活動内容です、が主に東京都内で飲み会をしたり、スポーツやアウトドアをしています。
春にはお花見、夏にはバーベキュー、秋にはハイキングなど様々なイベントを行っておりどれも気軽に参加できます。
忘年会やクリスマス会といったイベントも実施していて、1年中仲間たちと遊ぶことができます。
そして、嬉しいことに入会費や月会費、通信費といった費用も発生しないので経済的負担も少ないです。
結婚相談所や婚活サイトなどで無駄にお金を支払うよりも、サンライズに入会して出会いを探した方がよっぽどいいかもしれません。
楽しみながら出会いを探せるので、仮にイベントに参加して素敵な相手と会えなかったとしても、無駄な時間とお金を使うことにはならないのでリスクが少ないです。
お独り様会はお金がかからない
60代を過ぎての離婚が最近増えているそうですが、生涯を独身ですごくお一人様も晩婚化の日本では増え続けることは間違いないです。
そのまま年を重ねたら待っているのは孤独死?なんて不安になりそうですが、そんな寂しい人が気軽に参加でいるのがNPOがやっているお独り様会です。
ここは営利目的ではなくて月に2000円ぐらいで様々な習い事、話し合いの場に参加できておとりよりでも楽しく友達探しができる場所です。
ちょっと高い結婚相談所はもういいや・・・。そういう人の寄り合いとして活動したい人に向いていると思います。
東京のお独り様会に来ている人
最近の婚活市場や街コン、合コンをみてみるとかなり年収とか年齢できっちり区切られていて、女性は35歳以上になるとほとんど出会いの場から締め出されるのが通例です。
男性も50代になると行ける出会いの場がすごく少なくなります。
さらに、20代の男女と中高年が交流できる場所はほとんど婚活の場としては成立していないのが現実です。
たとえ成立していても、セレブ結婚相談所のように男性が高額を払い、若い女性と出会うというパターン非常に多く結局経済力と若さを引き換えにしていることに気が付くはず。
一方お独り様会はその名のとおりボランディア的な要素が非常に強く、肩ひじ張らずに緩く20代~50代までが出会えるのが最大のメリットです
お独り様会のデメリットは婚活には使いづらい所
そんなおひとりさま会にもデメリットはあります。
まずここでは60代以上の大半は高齢者の居場所を探している感じで、特に婚活とか恋愛を意識している分けではないということ。
出会い目的がメインの人は婚活サイトや中高年の結婚相談所を利用するし、あくまで友達作り、居場所探しで行かないと、やきもきする。
そもそもこういう場所は男女比は合わせていないので、必ず異性と出会えるわけではないです、。
というわけで、出会いの場というよりも町の文化センターなどで開催される催し物に軽く参加しつつ、そこでなんとなく交流私用と言う人に向いているのではないでしょうか?
また、会員の数も100人とそこまで多くはありません。
シニアの婚活サイトは1万~100万人が登録していますし、お見合いパーティーも一回20人の男女が集まることから考えても、異性の出会いの場としてはちょっと非効率な感じはしてしまいます。
ただ、営利目的ではないし、ゴスペル、コーラス,英会話、病気についての話し合いなど、独自の企画もやっているので、そういうのに参加したシニアならばおすすめです。
異性の友達を探しているのであれば華の会メールは男性も格安で使えてオススメ。
まとめ:お独り様の悩みは友達!時間をかけて友情をはぐくもう!
お独り様会の公式ページをみていると、やっぱりシニアの悩みは「老後に友達がいない」ってことなんだと思います。ここは女性が多いようですが、実際男性の方が会社を辞めてしまってから新しい友達作りに悩むという人が多いように感じます。
特に地方では過疎化も進み、子供は都内に出てしまって本当の意味で「お独り様」になってしまう人も多いです。
人間本当に切羽詰まってからは無気力になって行動することができません。
まずは話せる知人から!友情はゆっくり育めばいいと思います。
少子高齢化はもう避けることはできません。
今後もお独り様会のようなサービスがこれからも広がっていくと良いですね!
コメント