50代はお気に入りの洋服がなぜか入らなくなった、もしくはなんとなく似合わなくなっていると感じる年代です。
更年期前後の影響もあり、ダイエットしてもなかなか痩せず、二の腕のたるみや腰回りを中心にまるみを帯びた体形に変化する傾向があることも一因でしょう。
中でも全体的に体形がぽっちゃり気味の方は加齢と体形の悩みの両方が重なり、毎回の服選びが億劫になったり、ワンパターン化しているのではないでしょうか?
今回はユニクロブランドにおいての50代ぽっちゃりさんの洋服選びのポイントと、おすすめユニクロコーデをご紹介したいと思います。
ぽっちゃりさんにおすすめしないユニクロ服選び
体形の自信の無さからできるだけ目立たず無難なコーデを選びがちなぽっちゃりさんは多くいらっしゃるはずです。
ましてや50代ともなるとなおさらですよね。
勇気を出すにも何を着たら良いかわからず迷ってしまう方もいらっしゃるでしょう。
ユニクロのラインアップはシンプルなデザインやベーシックな色展開を得意としながら、流行もさりげなく取り入れているものもありますので、年代や体形関係なくコーデを楽しみやすいブランドです。
ただし、ユニクロに限らずですが、ぽっちゃりさんにはおすすめできないタイプのデザインや色味・柄もあります。
以下では50代ぽっちゃりさんにおすすめしない洋服のタイプをいくつかご紹介します。
ボーダー柄・小花柄
着用アイテム | カラー | サイズ | 価格 |
---|---|---|---|
メリノブレンドボーダーニットワンピース(ノースリーブ) | 65 BLUE | S | ¥1,290 |
デニムクロップドジャケット | 67 BLUE | M | ¥990 |
ヒートテックタートルネックT(長袖) | 65 BLUE | S | ¥790 |
ヒートテックソックス(2足組) | 53 GREEN | 23-25 | ¥500 |
年齢に関係なく人気なのがボーダー柄ですが、ぽっちゃりさんにはおすすめできません。
ボーダー柄は横に広がるイメージがあるため、目の錯覚から太って見えがちです。
選ぶなら縦のラインを強調するストライプがおすすめです。
また、淡い色合いの小花を散らしたような色、柄ものにも注意が必要です。
この場合、優しい雰囲気が逆効果になり、全体のシルエットが膨張して着太りしてみえてしまう可能性があります。
膨張色、柄は選ばないか、ポイント程度に入ってるものを選びましょう。
首回りが詰まる洋服
ぽっちゃりさんは首回りに肉付きが良い方が多く、首が短く見える傾向があります。
そのため、首回りが詰まったタートルネックのようなタイプのトップスですと、ずんぐりむっくりさが目立つ場合があります。
年齢的にも過剰な露出は避けたいというのもわかりますが、鎖骨周りの肌をほどよく露出することで、首回りに抜け感を作り出し、首を長くすっきり見せることができます。
さらに首回りのすっきり感を強調するためにはラウンド型ではなく、縦を強調するVネックラインをおすすめします。
重ね着
肌の露出を避ける傾向がある50代ぽっちゃりさんがやりがちなことは間違った方法のひとつが重ね着です。
加齢によるためのたるみに加え、太った二の腕を見せたくなくてノースリーブの上にサイズの合わないカーディガンを着てしまったり、太った足を隠すためにスカートの下に黒いレギンスを履いてしまったりと、とにかく隠すコーデをしがちです。
このようなやり方は、逆に着太りを招いてしまいます。
サイズの合わないカーディガンはだらしなく見えたり、細見えのはずのレギンスは逆に足の太さを際立たせてしまう危険性があります。
ぽっちゃりさんは足し算ではなく引き算の洋服コーデを意識すると良いでしょう。
50代ぽっちゃりさんにおすすめのユニクロコーデ
前述通り、ユニクロはシンプルなデザインやベーシックな色使いを基本にしながら、流行をさりげなく取り入れたアイテムもあるため、ファッションに保守的なぽっちゃりさんには大きな味方です。
さらにユニクロといえば、オリジナルデザインはもちろん、人気有名デザイナーとのコラボ商品も毎シーズン発表されていますので、個々のデザイナーの個性が光る作品を手にすることもできます。
少しエッジの効いたコラボアイテムも利用すると、コーデの幅もどんどん広がってくるでしょう。
それでは実際に50代ぽっちゃりさんにおすすめのユニクロコーデをいくつかご紹介しましょう。
オールインワン/サロペット
オールインワンはトップスとボトムスが合体しているタイプの洋服です。
昨年あたりから完全なつなぎタイプのデザインの洋服も良くみかけるようになりましたが、ユニクロではコーデしやすいサロペットタイプが展開されています。
サロペットは縦を強調するIラインのシルエットを作り出すためすっきりと痩せ見えします。
ユニクロのサロペットのパンツスタイルはワイドな作りで身体のラインが出にくく、お腹周りもカバーしてくれるため、普段下半身を気にしてパンツタイプを好まないぽっちゃりさんにもおすすめです。
インナーを同色にするとさらにすっきり見え、大人の女性だからこそのこなれ感を演出できます。
また、アウターにシンプルなカーデガンやシャツをオープンにして羽織れば、胸元は適度に開いて、痩せ見えすることにもなります。
足元はブーツやスニーカー、ローファーなど、シーンに応じて選んでみましょう。
カーゴパンツ
カーゴパンツはワークパンツの仲間です。
ワークパンツ系はどうしても世代的に若い人というイメージがありますが、最近はその履きやすさやデザインが世代を超えて好まれるようになりました。
ユニクロもこの流行に乗り、数種類のパターンのカーゴパンツを発売しています。
このイージーカーゴパンツはゴツめに見えがちなカーゴのハードルを低くしているデザインで、ウエストはゴムのためぽっちゃりさんでも楽に履けますし、裾はゴムとアジャスターの紐がついているために、裾周りにきちんと感を演出しているので、カジュアルになりすぎません。
なによりシルエットがゆったりしているので、パンツを敬遠しがちなぽっちゃりさんにもおすすめです。
ゆったり感のあるカーゴパンツのトップスは全体のバランスを考えジャストサイズか、ヒップが気になる方はシンプルなデザインのチュニック丈と合わせるのも良いでしょう。
足元は年齢的に厚底スニーカーなどはちょっと、と言う方はシンプルめのローヒールタイプを合わせてみてはいかがでしょうか?
ワンピース
ワンピースの良さはなんといっても1枚でスタイリングが完結できる楽さにあります。
ひとくちにワンピースと言っても、定番から今流行りのふんわりしたマキシ丈ロングワンピースまで多様なラインナップがあります。
ワンピースは年代を選ばずですので、あとはぽっちゃりさんが着やせするタイプのものを選べばOKです。
こちらのユニクロコットンロングシャツワンピースは、適度な素材のハリ感があり首回りは襟付きで抜け感のあるVネックライン、さらにこのアイテムは柄にストライプが入っています。
全体的にきちんと感がある、着痩せポイント満載のワンピースです。
また、ウエストマークされていることもぽっちゃりさん体形がすっきりみえる大切な要素ですのでポイントが高いアイテムですね。
ただし、着丈によっては足が太くみえる可能性があるため、足元はヒール感のあるものを使い調節すると良いでしょう。
まとめ
今回は「ぽっちゃりコーデ50代ユニクロでおすすめの組み合わせ」をご紹介してまいりました。
年齢や体形に関係なくおしゃれを楽しみたい気持ちは女性なら誰でも思うことでしょう。
今回のおすすめコーデをを参考にていただきたいと思う一方で「こうでなくてはならない」という概念をあまり持ち過ぎないことが大事だと思います。
ユニクロはオーソドックスなデザインを中心とし、コーデしやすいベーシックな色を取り揃えています。
価格の面でもお求めやすいブランドですので、自分の目で見て触って体感して、まずは気楽にお洋服選びを楽しんでいただけたらと思います。
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