最近定年が伸びてきたとはいえ、それでも60代・70代から新しい友達を作ろうと思うと大変ですよね?
お茶だけ気軽に飲みに行ける学生時代のような友達が増えれば老後も楽しく過ごせるのですが、実際探してみてもなかなか簡単には見つからない・・。
そこで今回は茶飲み友達をどうやって自然に作ったのか?シニア世代に向けてアンケートを取りまとめました。友達作りに関する注意点もありますのでよかったら参考にしてください。
50代以上の中高年・シニアがお茶飲み友達の作り方
シニアがお茶飲み友達を作れる場所についてまずは分かりやすく説明します。人が交流しあう場所ならどこでも良いと思えるかもしれませんが、結構違いは多いです。
- 同じ場所に何度何度も通えるか?
- 料金などの負担は問題ないか?
- 友達関係が崩れた場合自分の生活に支障がないか?
- 本当は恋人がほしいのかどうか?
いちどゆっくり考えてみても良いかと思います。
お茶飲み友達のメリットとデメリット
さすがにシニア世代で交友関係のトラブルが会社は家族にまで発展するなんてことはないと思いますが、田舎はうわさが広まるのが早く、都内は地域コミュニティーが狭いです。お茶飲み友達を作ったがゆえに対人関係のストレスが増えるのでは意味がないです。
ママ友のトラブルはよく聞きますが、あまり深入りしない関係であれば緩くつながれるマッチングアプリがおすすめ。
二人で長時間過ごせるような関係を築くのなら、同じ場所になんどか出入りして常連の友達を作るのが楽しく老後を過ごすコツです。
また、異性のお茶飲み友達としてスタートすると良い人がいても恋愛までの距離は遠くなり、デートに誘いにくくなるという話も聞きます。相手に恋人ができても友達でいられるかどうかは考えるべきですね!
50代・60代に最適な茶飲み友達が探せるアプリ
では中高年シニアが安全に茶飲み友達を探せるアプリを先に紹介します。あまり有名じゃないところは辞めて大手から順番に使った方がいいですよ。
パートナーズ
お友達感覚・恋人未満の交友関係を広げていきたいときに楽しめるのがパートナーズです。とにかくここは日記の投稿が盛んで交流が活発。
MIXIのシニア版のようで参加者年齢も50代~が中心で若い人がいないのが特徴的です。
日々日記を更新するだけで「いいね!」が結構もらえるので楽しい気分になれますし、共通の趣味友が投稿を通じて並んで表示されるので交流の形が自然です。
条件審査も細かいので会う合わないが一発で分かりますし、男性も定額2000円代とかなりお得に使えます。
意外と知られていないのですが、登録者限定のパーティーも開催されており、ここでは異性の友達はもちろん一緒に参加した同性の友達とも仲良くなれます。
お茶友の会:お茶ともミドルの評判
お茶ともミドルはTVでも紹介された交流会です。マッチングアプリのように使える「お茶ともミドル」という団体もうんえいしおり新聞でも紹介されています。
イベントの開催場所は神田と新宿の喫茶店。1000円だけなのでお財布にも優しいのがポイント。デメリットは男女比などは気にしていないので異性の友達は作りづらいかもしれないということでしょうか?
ビジネスの人脈を増やす異業種交流会に近いと思います。恋愛よりも友達を増やしたい方が使うと満足度も高いのではないでしょうか?
⇒ お茶友の会公式
華の会趣味友作りアプリ【男女無料】
当サイトでも最もシニアの利用者が多いのが華の会が運営している「趣味友」作りのコーナーです。近場のカフェでご近所さんと気軽に話して意気投合!
日記や掲示板でもお散歩ニュースが流れるので、足跡をつけて交流していくというシステムです。こちらはメールで交流しで出会うの1対1ですので、異性を意識した友達作りです。
メリットは大半が50代以上であること。大手で歴史も長いので登録者が多いこと。女性は完全に無料で使えてうらやましい限りですが、男性は一部ポイントがかかります。
初回2000円のポイントが付きますので、まずはそれでお試しする人が多いですね。
茶飲み友達BIZの評判
シニア・熟年のお茶飲み友達サイトです。女性は無料で使えるのですが男性はセッティングが完了して当日1名紹介されるごとに1万円かかるシステムです。
今は格安のマッチングアプリで沢山の人に出会えますのでそこまでメリットは感じられませんが・・・70代・80代でどうしても自分の力では相手探しができないという人は利用してもいいかもしれません。
下手な結婚相談所並みに高いのでそこは理解しておいてください。
バチェラデート:確実なお茶飲み友達マッチング
確実な紹介でお茶飲み友達や恋人が探せるのがAIデートを前提としたバチェラデートというマッチングアプリです。実際使いましたが、一回目は男女とも完全無料。場所と時間帯を指定したら前日の15時までにデート相手の連絡が来ます。
当日キャンセルにはペナルティーがかかるので、とにかく1回目だけはあってみて考えるというシステム。但しトラブルがないように男女とも審査制。女性はアラフォーまでが多く、男性は年収や交友関係で評価されます。
審査をくぐれば1度目のデートまでの使用料金が全部無料になるが特徴です。繰り返しますがデート当日まで誰が来るかは分かりません!
ペイターズ:お茶飲み友達募集コーナー
40代の美人とお茶でも飲みに行きたいという男性に人気なのがペイターズです。デート時の予算と場所を書きこんでメッセージを直接送る機能があって合コンや街コンの代わりに使う男女が多く男性は80代でも年下とマッチする唯一アプリかもしれません。
ただし料金がかなり高めです。
女性は無料で使えてハイスペックな男性とお酒とかも飲みに行けるのでかなり美味しい思いができる場です。言ってみれば相席居酒屋の全国版アプリのようなものですが、女性比率が7割なのでちゃんと写真とプロフィールを書いておかないとマッチングしないという欠点があります。
→ ペイタ―ズ
お茶のみ友達アプリは無料でサクラ無しで安全に使えるの?
基本運営費用が掛かりますので、マッチングアプリの利用料金は女性は無料にしておいて、男性から少しお金を取るシステムが多いです。
ただ、結婚相談所のようにスタッフの人件費が不要なので料金を安くしているサイトが多いです。無料の場合は掲示板などがありますが、政府の許可を取っておらず、サクラや業者も多いです。
定額制はサクラを増やしてもポイント課金などがメリットがないので数は少ないですが、登録者の水増しをするために、複数アカンウントで入るようなケースが見られます。
運営歴が浅いお茶のみアプリ程そのような傾向があります。
アプリ以外でお茶飲み友達が探せた場所は?
マッチングアプリ以外でも自然な交流を通じてお茶飲み友達ができたというケースもありますよね?シニアサークルや習い事、音楽イベントや自治会開催のもよおしものなど。
実際にどこで茶飲み友達を見つけたのか?シニア世代の意見をまとめたものです。
剣道仲間がそのまま茶飲み友達になった(63歳)
年齢:63歳、職業:無職(年金生活)、趣味:将棋、剣道、読書、SNS、住まい:千葉県柏市
2年前に再雇用制度を利用していた第二の会社も家庭の都合で早めに辞めて、現在は貯蓄と老齢年金等で暮らしております。家族は現在配偶者と二人での生活です。
私の茶飲み友達は剣道仲間で、4名程います。剣道仲間ですので剣道場で知り合った仲間ですが、20年来のお付き合いをさせて頂いております。
いずれも私より3歳~7歳ほど年上の方になります。(私が一番若いです。)私が30歳の時に今住んでいるところに引越してきました。
その時に近くに剣道場があり、小さい時から私自身も剣道をやっていたので直ぐに入門したのが知り合うキッカケでした。
仲間の人たちは社会的にも立派な地位にある方だったので、若い時からとても紳士的なお付き合いをさせて頂きながら、剣道ではお互い切磋琢磨しながら稽古もやっておりました。
そのうち稽古以外でもお酒を一緒に飲むようになり、たまに温泉旅行等にも出かけて遊び合えるような仲になりました。(仲間の職業は、中学校の校長先生、会社の社長、税理士等ですが、今は全員仕事は辞められています。)
仲間内でやること
仲間とは普段剣道の稽古で汗を流しておりますので、皆それなりに元気でやっておりますが、稽古が終わった後はお蕎麦屋さんで食事をしながらお酒を飲んだりもします。
また、半年に一回程度は、中華料理をつまみながら剣道談議をして、楽しい時間を過ごしたりしております。
よく行くところは新橋にある居酒屋さんやお蕎麦屋さんが多いですが、そこでは剣道談議以外にも、昔話や家族のことや最近の政治経済の話等も出てきて、流石に皆さんいろいろな経験を積んでこられた方々なので、話題が枯渇するようなことはありません。そのような話の中で、旅行をしたいねと言う提案があって湯河原温泉に一泊二日の旅行に行ったこともあります。
また、千葉の御宿になる民宿にも行ったこともあり、そこは民宿のオヤジさんが剣道場を持っているということだったので、皆で防具を持って旅行に出かけたこともありました。そのうえ、その民宿に泊まった翌朝は、早朝5時半から朝稽古をしたこともありました。(お酒も残っていたのでとても辛かったです。)
プライドを捨てて自分から出会いを求めることが重要
我々の年齢で友達を作るというのは難しいと思いますが、それでもまずは自分から出会いの場を求めて行く位の積極性が必要ではないかと思います。その時に大切だと思うのは、できるだけ自分自身の下らない気位を捨ててしまうだと思います。
どうしてもそれまで自分の会社での仕事のことや自分自身がやってきたことや考え等を自慢したりしてしまいますが、同じような年齢の人は大なり小なり同じような苦労を皆さん経験済みですから、そんなことを今更言い始めても誰もまじめに取り合ってはくれません。
だから寧ろ趣味や面白かったことなどを中心に話ができるような人を作った方がその後の付き合いも楽になります。大事なのは相手をリスペクトしているという心を持つということです。
それの気持ちがあれば自然に相手に伝わり、相手もこちらをリスペクトしてくれるようになります。それが友達作りのコツであり長くお付き合いできるようになる方法ではないかと思います。
会社の同僚とシニアになってからfacebook友達になる(59歳)
59歳。短大卒業後大手メーカーに就職し、5年勤めて、結婚退職しました。結婚後は子供ができるまで派遣会社の紹介の仕事を1年くらい続け、辞めてから7年間専業主婦を楽しみました。子供が大きくなると暇になったので今勤めている地方商社に入社し、もうすぐ定年を迎えます
元々は大手メーカーに勤めていた時の同期入社の友達です。会社にいる頃は部署も違ってプライベートで遊びに行くとか会社内で一緒にランチはおろか、ほぼ話したこともないような相手でした。会社をやめたあと、25年も経ったころ、同期入社の同窓会がありました。
たまたま隣の席で話す機会があり特に会社時代の共通の話などはなかったのですが、子供の年齢が近く、たまたま家が近所だったのでまた会いましょう、ということになりました。
その時は社交辞令のように思いましたが、相手の方が連絡をくださって、ご自宅にお邪魔することになりました。
しかし学校や義両親の介護などで双方が忙しくなりまた交流は途絶えましたが、こどもも大きくなりたまたまフェイスブックで繋がってまた会うようになりました。
友達同士でやっていること
食事がほとんどですが、テレビや雑誌で見かけて行ってみたいところに行っています。例えば横浜中華街でテレビで見たお店に実際に行ってみたり、ホテルのいちごビュッフェにでかけました。
食べるの目的で行っても、ずっとおしゃべりしているのが楽しいので食事の後ショッピングしてまたカフェに行って休む、というパターンが多いです。
そしてこどもや夫の心配も今はほぼありませんので旅行に行くこともあります。
温泉地や沖縄に行きました。家族と出かけるのとはまた違う楽しみがあり、同年代の同性は趣味や行きたいお店も似通っているので気を使うこともなく楽しめます。今はコロナ禍で旅行は控えているのがとても残念ですが行きたいところはメモしています。
お互いに過ぎた時間があることは念頭に入れるべき
突然出会った人と友達になるのはとてもむずかしいことが多いと思いますが、昔なにかのつながりがあった方と親交を深めるのは双方に安心感があり、とてもラッキーなことです。
しかしずっと友人でいた訳ではないので友人でなかったころの家族の状況や考え方はわからないという部分があります。そのためあまり深い部分に入り込むのは避けています。
ご家族のことや仕事、趣味、考え方に自分の意見を強く言ったりすることはしないようにしています。相手も同様にわきまえている方なので双方が心地よい距離感を保てていることが熟年の友達関係を良好にするコツと思っています。年をとると自分の意見に固執したり、人に自分を理解してもらおうと冷静でなくなることは避けなければいけません。
エアロビで異性の茶飲み友達を作った(56歳)
56歳 女性、職業は看護師ですが、年齢が高くなって仕事がきつくなってきたので現在はパートで短時間だけ働いています。読書をしたり、映画をみたり、ジムで軽い運動をしたり、近所をウォーキングをしたりするのが趣味です。現在住んでいるのは四国の愛媛県です。
ジムでエアロビクスの教室に参加した際に、いつも隣で踊っていた男性と毎回、あいさつをかわすようになり、徐々に親しくなって、ジムの帰りにお茶でもということになり、それからはジム以外でも会うようになりました。
年齢はたぶん60歳過ぎていると思います。定年前のお仕事は、理学療法士で、私自身の仕事の愚痴や悩みなどにも共感してもらいやすかったことが、一気に距離が縮まった要因の一つではないでしょうか?
けっしてイケメンではないですが(ごめんなさい)身なりが清潔でこざっぱりしていたこと、物静かで、へんに悪目立ちしていなかったこと、お互いバツイチで罪悪感がなかったこと、などの好条件が重なって、一緒に遊ぶようになりました。
友達同士でやっていること
共通の趣味は、ジムで教室に参加する事なので、そこで運動を楽しんだ後、一緒にお茶を飲んだり、食事に行ったりしています。お互いがお勧めだと思うカフェや居酒屋、地方グルメ雑誌でみつけた新しいお店など、男性一人だと気後れするので、一緒にいってくれると楽しいと言って、喜んでつきあってくれています。
読書も好きだそうで、一緒に図書館で何冊か本を選んで、読んだ感想などを語り合ったりもしています。映画もなんどか観に行きました。内容としては「コメディもの」や「感動もの」が多く、二人とも気に入った映画は、天海祐希さんの「老後の資金がありません」でした。
お互い、将来のこととか、面倒な縛りが無いため、本当にお気楽な関係が築けていると思います。
シニアなりの友達の定義をしていくべき
いろんなパターンがあって一概には言えないとは思いますが、若い頃のように「こういう人でないとダメ」とか「こういう関係を築かないとダメ」とかいう、へんな決めつけみたいなものを取り払うことだと思います。
後は相手に必要以上に期待しないこと。そうすれば、お互い、本当に気楽な気持ちで、シニアならではの良い関係を築いていけるのではないでしょうか?
それと、体力的にも無理がきかなくなっているので、無理はしないこと、できないことはハッキリと断ること(ただし言葉には気を付けること)などが挙げられると思います。そうすれば、若い頃のようなときめきや、ワクワクする気持ちなどはありませんが、それなりに穏やかで幸せな日々が送れると思います。
スポーツクラブで茶飲み友達が出来たケース(55歳女性)
兵庫県在住の55歳女性、会社員です。まだ勤めている為なかなか趣味に費やす時間の確保は出来ておりませんが、園芸が趣味です。スポーツも趣味のひとつですので勤務が終わると帰宅前にスポーツクラブで毎日軽く運動もしております。
仕事の関係以外での友人作りはやはり趣味が同じである方が集う場所になると思います。
私の場合はスポーツクラブが当てはまりますが、体を動かすことが好きな人やダイエットの為等それぞれが思い思いの目的をお持ちになって会員になられているのでスムーズに話に入れることができました。
スポーツ終わりの入浴時にもサウナが好きな私にとっては一日の締めの様に寛げ、リフレッシュできる場所なので会話も自然と弾み同じように考えている友人も多数できました。
健康や体に関する悩みやお互いの趣味等、共通点がある方は年齢を問わず親しくなれましたので自分の親世代の方もおられれば同年代や一回り年上の方、子供世代と幅広い年代の友人ができました。
友達同士でやっていること
月に一度の飲み会は自然と恒例行事になりました。なかなか外では飲めない状況下では、おひとり暮らしの方の家を集合場所に提供して頂いて持ち寄り料理で飲み会をしたり、趣味はサウナというほどサウナ好きの面々ですので日帰り温泉に車で出かけるのも屡々あります。
温泉施設の周りの野山の散策や、ウォーキングコースでハイキングも良く行く場所の1つです。
それぞれの他の趣味に同行することもあります。例えば観劇が好きな方の話を聞いていて興味が湧いた時には一緒にみんなで出かけてみたり、絵画展のチケットが余分に手に入ってと聞けば詳ししい方が引率して皆に先生役として作品の説明をしてくださったりと、ひつの共通する趣味から知らなかった事への興味にも続がりそこでも友人の友人と出会えたりしています。
友達と良好な関係維持するために気を付けていること
暮らしてきた環境も家族構成も違いがあるのは当然なのですが、性格は友人関係になるための見極めポイントにしています。
せっかく同じ趣味があるのに性格的に合わない方とはどうしても理解できない部分として蟠りの原因になってしまう気がするので、「初めからこの方とは気が合う」と分かったうえで踏み込んでお話しするようにしています。
趣味や好きな事に付き合いはしますが、慶事等のお付き合いは個々にせずに皆で決めた方法でするようにしています。
お金のやり取りはしない様に務め、飲食代や移動のための交通費や高速料金・ガソリン代もきちんと人数分で割るようにしています。性格が合う人たちの集まりなので腹の中に溜まるような思いも起こらず長く良い友人関係が保てています。
フラワーアレンジメント教室で茶飲み友達を探した(59歳女性)
今年59歳を迎えてしまいました。会計事務所に勤務しています。趣味は多彩な方だと思います。興味のあることには首を突っ込みます。基本はインドアですが、方向音痴のクセにドライブ好きです。車が大好きです。
ヨガにピラティスに、フラワーアレンジメントは長く続いている趣味の一つです。今住んでいるのは、日本で一番暑いとランキングされたところです。
もともと、関東生まれですが、九州育ち。家族の都合で関東に戻り30年。しかし、生まれ故郷ではないので、幼馴染みもいなければ、結婚もせず、子供もおりません。結婚して繋がる友人もいなければ、ママ友なんて全く縁のない世界。
地元のフラワーアレンジメントは、地元すぎるのですが、何しろ歩いて5分。20代後半からこちらに通い始め、ここでできたお友達は、今も仲良し、コロナ禍や、親御さんの介護となかなか会えないのですが、ひとつきから半年に一度の割合で遊んでいます。
40代始め、いろいろあって一人暮らし。たまたま見つけたセレクトショップのオーナーさんと意気投合。こちらからは、ピラティスの教室を教えていただいたり、ピラティスから派生してお友達が増えました。
仲間の集まりなのでホームパーティーが多い
アレンジメント仲間の集まりは、アレンジメントの先生の家で、5、6人が集まってホームパーティ。持ちより割り勘でワイワイ。同じお仲間で8人ほど集合することもありますが、コロナ禍以前は東京歩きツアーで、朝から呑兵衛のお守り、私は飲めませんので、ドライバーです。
ふらふら歩きながら、お店を冷やかしたりしていました。
また、私に伴侶はおりませんが、お友達のご夫婦とその友人にくっついて、軽井沢、房総半島、トレッキングと楽しんでいました。セレクトショップで出会った友人達は、教育関係で働く方も多く、土日も仕事が入ったりと、なかなかあえないのですが、群馬県辺りのカフェ巡り、ウォーキング教室への参加とインドアの私をひきづりだしてくれます。
シニア世代こそ趣味の幅を広げて積極的に出会いを求めることが重要
若い時は、地域性よりも、学校や、ライフスタイルが変わると自然にお付き合いが途切れてしまうことも多いとおもいます。
進学、就職、結婚と繋がる年齢では、当たり前かもしれませんが、独身の私はもちろん、ご結婚されている友人も子育てが終了、地域に根付いて、引っ越しもなくながくお付き合いできる方だと思います。
私の場合は、あちらこちらに引っ張ってくれる友人に恵まれました。
普段は一人でおりますが、おいでよと声がかかればいそいそ出掛けます。
趣味の場を広げること、苦手なことにもチャレンジすること、しらない方にも笑顔で挨拶。同じ趣味ならば話も広がります。また、話に耳を傾けることと、無駄な口は叩かない、干渉しないがうまくお付き合いできるコツかもしれません。
福祉施設のイベントで近所でシニアの友達を作れた(50代会社員)
定年が見えて来て、人付き合いの範囲も狭くなりつつある関西住みの50代会社員です。趣味は釣りや野球といったアウトドアから料理、楽器演奏といったインドアなど、色々なことに興味を持っています。特に最近始めたSNSやブログなどは若い方との交流に役立っています。
50も半ばになり、会社絡みでの付き合いが少なくなって、休日も特に予定のない日々が多かったのですが、若い時のように休日出勤してまで仕事をすることもなくなったある日、ふと今まで存在すら意識していなかった福祉施設で行われていたフリーのイベントに足を運んでみました。
ちょうど新しい建物が出来たお披露目のイベントだったようですが、近くの店舗や趣味の方のマルシェが開かれていました。ご近所の方がお子さん連れで参加していて、同じマンションに住んでいる方にも会いました。
そこでの1日で出会った方たちと早速夜には宴の時間を設け、そこをきっかけに休日の昼間にも気軽にあ交流するようになりました。1日中一緒にいるときもありますし、少しだけの参加など、気兼ねせず自由にやってます。
シニアの友達関係が子育て支援につながった
基本的にはお茶やお菓子を持ち合って他愛もないようなことを話して知るだけですが、小さな子供さんがいる主婦の方が、少し子供を預かってもらえると助かるといったことをきっかけに、私たちの集まりに子供を預けて、少しの間近くで友達と会ったりと自分の時間を作っているようです。
私たちも孫が出来たかのような感じで一緒にゲームをして遊んだり、かくれんぼや花いちもんめなどの昭和のアナログな遊びを教えてお互いを高め合えて楽しんでいます。
タイミングが合えばボランティアに参加したり、若い方に混ざってバーベキューに参加したり結構アクティブに動いています。また、大勢集まれば怖くないということで若い方が良くいくスポットなどにも顔を出してみるようにしています。
シニアの友達は距離感を保つことが大切
どの年代でもそうだと思いますが、まずは消極的にならないこと。相手がどう思っているかは話してみないとわからないので、先回りして遠慮するのではなく、積極的に自分から動いてみる事が大切です。
シニアの特徴として変なプライドが残っている方がいらっしゃるので、得意なことをアピールすることはいいことですが、上から目線になったり、押し付けになってしまうとすぐに揉める原因になってしまうので注意が必要です。
関係維持に必要なことは適度な距離感だと思います。シニアは特に仲良くなっていくと世話を焼きたがる方が多いので、必要以上に関わることことにならないようにすることも大切です。
自分自身の意識していることは頑固にならずに、分からないことは教えてもらう。間違えたら謝る。挨拶は大きな声ですることなどです。
離婚後にピアノ教室で異性の茶飲み友達ができた(72歳男性)
現在、北海道に住んでいる72歳の無職です。趣味は折り紙や手品、バイク、トランペット、ピアノ、家庭菜園、登山などです。仕事はリタイアしたので、時間はたっぷりあります。趣味をいろいろ楽しみたいのですが、最近体力面できつくなっています。
茶飲み友達は数人います。ピアノ教室でいっしょになったのがきっかけでした。相手は私より10歳くらい年が下の女性です。私よりもピアノの上達が早く発表会での演奏もしました。
私はぜんぜん発表するほどうまくなっていません。私は妻とはずいぶん前に離婚し、この方とは友達以上の気持ちがあります。いろんな他愛のない話をしてとても楽しく、ほっとできます。
離婚した妻はとても気性が荒く、ケンカが絶えませんでしたが、この方はとても穏やかな人で癒されます。
ときどき会ってカフェに行きます。お互いにコーヒーが好きで、私はキリマンジャロ、彼女はモカが好みです。その方は結婚式したことがなく、これからもその予定はないそうです。私には子供が2人いますが、2人とも独立して遠方にいます。
二人でよくやっていること
普段はゴルフをして遊びます。会社勤めのとき、30代で始めました。形から入るタイプなので道具を選ぶのも楽しいものです。いろんなモデルがあり見るだけでも楽しいです。無心にボールを打ち込んでいると日常の嫌なことを忘れ、ストレスから解放されます。
ゴルフ場は日常の生活とはかけ離れた静かな場所にあり、緑もマイナスイオンも豊富です。クラブハウスもリラックスできるように作られていますし、食事も豪華です。
また、お風呂もあるのでプレー後に汗を流せるのも魅力です。ゴルフを一緒にプレゼントするとその人と何時間で仲良くなり、新たな発見と親近感が湧くことが多々あります。ゴルフというスポーツほど人間性が現れるスポーツはないと思います。
足腰が弱る前に外に出て交友関係を広げるべき
友達づくりのコツは何と言っても外に出て人に会うことです。家で音楽を聴きながらゆったりするのもとてもいいですが、ずっと家にいても運動不足になり、足腰は弱ってきてしまいます。外に出て太陽の光を浴びてウォーキングしたりするとひと汗かいていい運動になります。
今はコロナ禍でウォーキング大会が中止になっていますが、また開催されたら大会に出たいと思っています。ただ、この年になると体力も落ちてきて同級生の中にも病気でなくなった人もいます。
その人はすい臓癌でした。とても残念ですが、これも運命です。やっぱり健康でないと何もできないので、こらからも健康に留意しながら気楽に楽しみながら人生を歩んでいきたいと思います。
田舎の雀荘で茶飲み友達を見つける(50代男性)
当方50歳の男性で、会社員をしています。
住んでいる場所は関西の和歌山県です。
趣味はゲーム、ドライブ、ラノベを読む、映画鑑賞、アニメ鑑賞、音楽鑑賞、音楽編集、麻雀、パチンコ、将棋、出会い系サイトやマッチングアプリ、ラーメン屋巡りといった感じです。
私が茶飲み友達を見つけたのは雀荘です。時間帯は昼間でした。
当時の私は仕事が交代制になっており、夜勤もありました。
こういう風に就業時間が変則的だと、友人との都合が合わないんですよね。
大体みんな日中に仕事をして、夜が暇になるという感じだったので。
そこで日中は色んな場所で時間をつぶすようになったのですが、その中の一つが雀荘でした。
東京等の都心部だったら平日の昼間でも大勢のお客様で賑わっているのかもしれませんが、私の住んでいるのは地方の片田舎。
そんなに混雑しているわけではありませんし、通っているうちにいつもの顔ぶれになってきたんです。
となると会話もしやすいですし、そのうち雀荘以外でも付き合いをするように。
麻雀を打ち疲れたら、休憩がてら近くの喫茶店へ行ってお茶やコーヒーを飲んだりして過ごすようになって茶飲み友達になりました。
相手は自分以上の年齢の人が多かったです。
50代60代といったシニア層ですね。
仕事は自営業をしている方が多めでした。
夜にお店をしているので、昼は暇という感じです。
雀荘だけにアダルトな話もできる
元々知り合った経緯が雀荘ですので、雀荘へ行って麻雀を打っていることが多いです。
お互い麻雀は好きなので、これが一番楽しいですね。
ただ普通に麻雀を打つのではなく、アカギ麻雀(麻雀牌の一部が透けてみえる)なんかもして楽しんでいます。
もちろんそれだけではないですけどね。
近所の公園でシニア層が将棋を打っている事があるので、そちらへ行って将棋をしたり。
喫茶店へ行ってお茶を飲みに行き、そこで麻雀や将棋について語り合ったり。
ラーメン屋へ行って食事をしたり。
人によってはアダルトな会話もできたりするので、そういう人とは出会い系サイトやマッチングアプリについて話をしたり、見つけた女性が二人組の時は一緒に行こうと誘い合ったりなんかもしています。
同じ場所に通うと自然と友達ができる
友達作りのコツは、同じ場所へ通う事でしょうか。
今回は雀荘でしたけど、他にも友達を作ったりしています。
若い頃はゲームセンターで、中年の頃はテレフォンクラブやビデオ販売店、最近だフィットネスジムや雀荘とか。
これらで共通しているのは、色んな店へ通わずそのお店だけにしているってところですね。
同じ店に通っていると、いつも通っているお馴染みのメンツが誰かわかりますし、お互い会話もしやすくなりますし。
そしてお馴染みということは私も向こうも暇なので、友達へとステップアップもしやすいです。
関係維持のコツは、遊びに行く場所を相手によって分けるという点ですね。
私は結構多趣味な方なので、ゲームもすれば麻雀もしますし、出会い系サイト等で女遊びなんかもします。
普段の会話から、将棋が好きそうだと思ったら将棋を誘ったり、女遊びが好きそうだと思ったら出会い系サイト関連の話をしたり。
こういう風にする事で関係を維持出来ています。
ミュージシャンのライブで趣味の茶飲み友達ができた
私は58歳なので、もうほとんどシニアという世代。関西地方に住んでいまして、職業は自営業です。友人は皆50代前半から後半です。友人の職業は、会社員だったり、主婦だったり。
バラバラですが、毎日メールをしあったり、何か相談事をしたりする仲。お互い世代が同じようなものなので、昔の話も現代の話でも共通する感性が有るので、会話をしても楽しいですね。
数十年間あるミュージシャンのファンで、関西地方にそのミュージシャンがライブに来たときに、良く顔を見る人達がいました。有る時にまたそのミュージシャンのライブに行くと、その日は座席がまるで中華料理の円卓のような感じの座席。
自由に座ってお酒を飲みながらのライブ鑑賞なので、見知らぬ方々との相席でも全然気にならないのですが、たまたまその座席に座っていた方々が、以前からライブにいったらよく見かける面々だったので、思い切って話しかけると。
お互いにそのミュージシャンの話で盛り上がってしまって。
しかも、その方々はファンクラブにも入っているとのこと。
しかも、追っかけの様なことをしていて、ぞのミュージシャンの全国津々浦々のライブも鑑賞していて、そこでのライブ状況のことや、裏話などの情報も話してくれて。
聞けば、皆そのミュージシャンのファンのつながりで知り合って仲良くなったというのです。で、年齢を聞いたら、皆当時は40代後半~50代前半。
仕事を持っている会社員から主婦の方までいろいろ、当時私も会社員だったので、年齢が近いことや、同じミュージシャンのファンということもあり凄く気が合って、あっという間に仲良しに。ライブ終わりに飲みに行って、連絡先を交換したのがきっかけです。
音楽を通じたイベントに行って楽しむ
やはり、好きなミュージシャンのライブに一緒に行ったり、またその後でおいしいラストランや居酒屋で食事をしたりが多かったのですが、最近は昨今の社会的夜の飲み会などの自粛勧告なども考慮して、昼間にカフェで集まって、おいしいスウィーツを頂いたり、オンラインで飲み会をしてみたり。
共通の話題であるミュージシャンのオンラインライブを一緒に鑑賞して、どの曲が良かったか。とか討論をしたり。やはり、その好きなミュージシャンの近況をみんなで話すということが多いですね。
でもたまには、やはり家庭の悩み、社会人デビューした子供の悩みや介護の悩みを聞いてあげたり、相談したり、これは趣味的な遊びということでは程遠い概念なのですが、こうやって、年齢の近いシニアの友人とお喋りを聞いたり、悩みを相談したりは、心のための最高の娯楽になっています。
お互いのプライバシーには注意している
やはり、お互いのプライバシーには入り込み過ぎないことや、シニアならではの大人としての振る舞いを意識して繋がっていけば友人関係は長続きすると思います。あとは趣味をもつことが友達作りには近道だと思います。
私はあるミュージシャンのファンだったことで、ライブという場所で共通の感性を持つシニアの友人達と知り合うことができました。でも、別に外に出てわざわざ友達作りをしようと意気込まなくても大丈夫です。
もし趣味があれば、例えば、インターネットを使用して、趣味のコミュニティで共通の感性を持つ人が集まる場所へアクセスしてみても、チャットルームがあったり掲示板に投稿して友人を作れる可能性も有ります。
また趣味が無いよという方でも、例えば近所を散歩したりしていると、毎日同じ時間に散歩をしているような同年代の方と声を掛け合う仲になるかもしれないですし、友人を作るチャンスはいくらでも溢れています。
気持ちの上で、行動することも大切ですよね。身体がだるくてあまり外にも行きたくないというのであれば、遠出など外に行かなくても話相手や友人が見つかる方法を行ってみてください。
今はネットもあるし、地域の掲示板でもお茶会しませんかなんて、(実際に張り紙見ました近所で)イベントが行われているかもしれません。
もし積極的に友人が欲しいのなら、シニア世代の方をターゲットにした、お喋り会などのイベントを自ら提案するのもいいかもしれません。
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